巨人に5位指名された沖縄電力・小浜佑斗内野手(24)は笑顔で何度も両拳を突き上げた。昨年もNPB球団から調査書が届いていたが、指名はなし。社会人6年目は「ホッとしたというのが一番の気持ちです」と安どの表情を浮かべ、プロの舞台へ「練習で一番意識しているのは守備の部分。ゆくゆくはゴールデン・グラブ賞を取れたら」と思いをはせた。
走攻守3拍子そろった大型遊撃手。昨年は九州地区都市対抗2次予選で打率5割3分8厘など魅力は多く、守備面では強肩でグラブさばきも軽快。西武・源田や巨人で長期間、遊撃の定位置を守り続けた坂本は目指す存在になる。「最近で10年以上ショートを守った人は坂本選手以来いないと思う。出続けるすごさがあると思いますし、ショートでチームに残り続ける選手が理想です」と目を輝かせた。
阿部監督は「守備力、脚力は抜群なので。楽しみにしといてください」と期待を口にする。沖縄生まれ沖縄育ちの“生粋の島人”でもある小浜。「伝統的な球団で、常にリーグのトップを走っているチームなので、そこの選手たちに負けないように。1軍に順応していくことが求められていると思うので、しっかり対応できるように」と即戦力として躍動するための決意をにじませた。(田中 哲)
◆小浜 佑斗(こはま・ゆうと)2001年10月5日、沖縄・宜野湾市生まれ。24歳。志真志小1年時に志真志ドラゴンズで野球を始め、中学では宜野湾ポニーズに所属。中部商を卒業後の20年から沖縄電力へ。九州地区ベストナインに輝いた昨年はチームで都市対抗野球に出場。個人としては補強選手を含め3年連続同大会に出場した。180センチ、86キロ。右投右打。特技は指笛。