来春のセンバツにつながる第76回秋季全道高校野球大会(18日開幕)の公式練習1日目が16日に行われ、札幌近郊の10校が会場となる札幌ドームでプレーした。6年ぶりの秋全道制覇を目指す駒大苫小牧の背番号「1」は、最速145キロ右腕・大槌祐希投手(2年)。函館東シニアの先輩でOBの日本ハム・伊藤大海投手もつけたエースナンバーを背負い、右腕を振る。
公式練習終盤、大槌は捕手を座らせてマウンドの感触を確かめた。札幌ドームでプレーするのは初めてで「普通の土のマウンドより硬くて投げやすい印象。打席から(ピッチャーは)近く感じる」と振り返った。
今夏の南北海道大会準決勝・北海戦では先発マウンドに上がり、3回2失点で降板。新チーム始動直後に右肘を痛めた。「調整する時間もない」状態で秋の地区予選に臨み、ぶっつけ本番で5日の2回戦・北海道栄戦で実戦復帰した。直球は最速145キロを計測しているが「潜在能力がかなりある。まだまだ(球速が)出る」と佐々木孝介監督(36)。状態が上向けば、さらに最速更新も期待できそうだ。
函館市出身。「大海さんと北嶋さんに憧れて、駒沢のエースになりたい」と、伊藤や19年春の全道大会優勝時のエースで従兄弟の北嶋洸太(亜大3年)の背中を追って入学した。秋の道大会優勝は17年、甲子園出場は18年センバツ以来遠ざかっており「優勝して神宮、センバツにいく」と力強く言い切った。