安倍晋三回顧録で最も興味深い部分。[以下引用]
質問:オホーツク海はロシア軍の重要な航路であり、中国の海洋での力が強まることは、ロシアにとっても懸念材料のはずです。中露の分断を考えながら、領土交渉をしようとしたのですか。
[安倍]私は中国の問題を、ソチでもその後の首脳会談でも、↓
- 相当時間を割いてプーチンに話したのですが、プーチンの真意は見えませんでした。彼は米国の批判はするけれども、中国についての物言いは慎重でした。↓ロシアの外交当局は基本的に中国と仲が良い。私が「中国は不良ですよ」と言っても、ロシアも不良だから、不良仲間は大切にするという感覚なのかなと思いました。[引用終わり]安倍は、回顧録の中で27回会談したプーチンについて思うところを雄弁に語っているが、プーチンの対中観だけは真意は見えなかったと正直に述べている。その後「不良仲間」の中露は同盟には至らないものの対米、民主的価値観への対抗で連携を強化していく。