【国家情報局の初代局長に原内閣情報官が任命、在ロシア日本大使館での勤務経験持つ】
日本政府は24日の閣議で「国家情報局」を7月31日に設置し、初代局長に原和也内閣情報官を起用することを決めた。
「国家情報局」は治安や安全保障に関する情報の収集と分析にあたるインテリジェンス機能の司令塔。これまで警察庁や公安調査庁、外務省、防衛省などがそれぞれ収集してきた情報を一元化して分析にあたる総合調整権限を持つ。
木原官房長官は閣議後の記者会見で原和也氏について言及、「インテリジェンスに関する豊富な経験を有しており、職責を十分に果たすことを期待している」と述べた。
原氏は58歳。一橋大学を卒業後、1990年に警察庁に入庁。その後、在ロシア日本大使館や在米日本大使館で一等書記官を務めたほか、安倍元首相の秘書官や警察庁の警備局長などを経て、2023年から内閣情報官を務めてきた。
【「国家情報局」という諜報機関の新設、市民生活の監視には繋がらない?】
「国家情報局」を設置する法案をめぐり、与野党は審議を進めている。法案に個人情報やプライバシーの保護に関する文言はなく、さらに政府は同法案をスパイ防止法成立に向けた足掛かりとして位置付けている。