▽5回戦
川口市立 3―1 正智深谷
川口市立を3校統合(市川口、県陽、川口総合)後、夏大会初のベスト8に導いたのは、5番松原のバットが生んだ走者一掃の三塁打だった。
六回まで互いにゼロ行進の中、七回表に先に欲しかった1点は正智深谷に入った。最大の見せ場が訪れたのは、その裏だ。
2死満塁。打席に向かう背番号8が、燃えないわけがない。「5番はチャンスに回ってくる打順。普段から想定していたので、平常心と同時に『絶対かえしてやる』という気持ちだった」。フルカウントから内角の変化球を捉えた打球は左中間を破り、3人の走者を全て迎え入れる起死回生の逆転三塁打となった。三塁ベース上で拳を握りしめた。
夏の大会は4回戦までで10打数3安打。打率3割は打者としては悪い数字ではないが「自分の中では不調だった」という。何とか感覚をつかもうと、練習後も自宅の駐車場で車を鏡代わりに素振りし、打撃フォームを確認。時には父にバドミントンの羽根を投げてもらい、30分以上打ち込むこともあった。
“陰の努力”の成果は確実に表れ、六回先頭で回ってきた第3打席で左前打。「タイミングを合わせて、うまく捉えられた」と、この一打が七回の逆転打につながったと自負する。「(逆転の場面は)最高のバッティングだった」と白い歯がこぼれた5番打者は「どこが相手でも自分たちはチャレンジャー。強い気持ちで最後までやり切る」と威勢が良かった。
川口市立 3―1 正智深谷
川口市立を3校統合(市川口、県陽、川口総合)後、夏大会初のベスト8に導いたのは、5番松原のバットが生んだ走者一掃の三塁打だった。
六回まで互いにゼロ行進の中、七回表に先に欲しかった1点は正智深谷に入った。最大の見せ場が訪れたのは、その裏だ。
2死満塁。打席に向かう背番号8が、燃えないわけがない。「5番はチャンスに回ってくる打順。普段から想定していたので、平常心と同時に『絶対かえしてやる』という気持ちだった」。フルカウントから内角の変化球を捉えた打球は左中間を破り、3人の走者を全て迎え入れる起死回生の逆転三塁打となった。三塁ベース上で拳を握りしめた。
夏の大会は4回戦までで10打数3安打。打率3割は打者としては悪い数字ではないが「自分の中では不調だった」という。何とか感覚をつかもうと、練習後も自宅の駐車場で車を鏡代わりに素振りし、打撃フォームを確認。時には父にバドミントンの羽根を投げてもらい、30分以上打ち込むこともあった。
“陰の努力”の成果は確実に表れ、六回先頭で回ってきた第3打席で左前打。「タイミングを合わせて、うまく捉えられた」と、この一打が七回の逆転打につながったと自負する。「(逆転の場面は)最高のバッティングだった」と白い歯がこぼれた5番打者は「どこが相手でも自分たちはチャレンジャー。強い気持ちで最後までやり切る」と威勢が良かった。