Rソックス、80年ぶり球団タイ記録15連勝に「魔法のじゅうたんに乗った旅はまだ続きます!」米実況は大興奮もダブルヘッダー第2戦で敗れ記録更新はならず
◇22日(日本時間23日) MLBダブルヘッダー 第1試合レッドソックス6―3オリオールズ 第2試合レッドソックス1―5オリオールズ(ボストン) Rソックスは地元のダブルヘッダー第1試合を制し、1946年以来80年ぶりで球団記録に並ぶ15連勝を達成。だが第2試合は敗れ、記録更新はならなかった。吉田正尚外野手(33)は2試合ともDHでフル出場。1安打ずつを放ち、計7打数2安打、1打点1四球だった。第2試合は左前打でチーム唯一の得点をたたき出した。 古豪のレジェンドたちが樹立した偉大な記録に肩を並べた。第1試合、6―3で迎えた9回2死。守護神アロルディス・チャプマンは最後の打者アロンソを外寄り158キロのシンカーで遊ゴロにピシャリ。第2次世界大戦が終戦を迎えた翌年、1946年4月25~5月10日に達成した球団記録の15連勝に並んだ瞬間だった。38歳のベテラン守護神にとっても、通算390セーブ目で歴代9位の殿堂右腕デニス・エカーズリー(元アスレチックス)に並んだ。 世界最古の球場、1912年に開場したフェンウェイパークでは、チームマスコットのウォーリー・ザ・グリーンモンスターが「15 BABY」と記されたボードを何度も天空に突き上げ、グラウンドを練り歩いた。 試合終了の瞬間、地元中継局NESNのデーブ・オブライエン実況は「やった! 信じられません! 魔法のじゅうたんに乗った旅はまだ続きます! Rソックスは80回の夏を経て、球団記録に並ぶ15連勝です」と、声を張り上げた。 ウィル・ミドルブルックス解説者は「しみじみと、美しい。このチームは苦しみ抜いていたが、いまの姿はどうだい。Rソックスの歴史とは、野球の歴史なんだ。本当に信じられない」 今季の『赤靴下軍団』は開幕からもがき続け、10勝17敗だった4月25日時点でコーラ前監督を解任。この連勝が始まる直前も借金「11」(37勝48敗)を抱え、ア東地区の最下位だった。それがいまは貯金「3」(52勝49敗)。ポストシーズン進出圏内のワイルドカード3位まで浮上した。 同実況は「誰がこんなことを予測したでしょう。テッド・ウィリアムス、ボビー・ドアー、ジョニー・ペスキー、ドム・ディマジオたちよ、どうかアロルディス・チャプマン、ウィルソン・コントレラス、ケーレブ・ダービン、ウィルヤー・アブレイユ、セダン・ラファエラに『ようこそ』と言ってあげてください。15連勝。まさに桁外れの快進撃です」と評した。 80年前の記録を支えたウィリアムスは『野球の神様』と称され、3冠王が2度、1941年は最後の打率4割(・406)をマーク。殿堂二塁手ドアーは通算2042安打。ペスキーは本拠地球場フェンウェイパークの右翼ポール、通称『ペスキー・ポール』の由来になった安打王で、同年はリーグ最多の208安打。D・ディマジオは球宴選出7度というそうそうたる面々だ。(写真はAP)
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