「今井達也はかなり常識外で過激なデータの持ち主」と米メディア「驚異的なのは、76球目以降が“ゴー・ゾーン”になっている」
◇21日(日本時間22日) アストロズ5―3マーリンズ(ヒューストン) アストロズの今井達也投手(27)は、地元のマーリンズ戦に先発登板。2週間ぶりとなったシーズン後半戦で初のマウンドは、今季最長に並ぶ6イニングを4安打1失点に抑え、3試合ぶりで6勝目(4敗)を挙げた。8奪三振、3四球。防御率は試合前の6・06から5・59となった。 ◆今井達也、8回でも155キロ、三振奪い雄叫び!【動画】 6回2死一塁。今井がマーシーに投じたこの日最後の96球目は、外寄りの155キロ直球。左飛に打ち取ると、右腕はゆっくりマウンドを降り、満足げな表情で女房役バスケスとハイタッチを交わした。 『非常に特殊な傾向』は、この日もデータ通りだった。地元中継局スペースシティーHNのトッド・キャラス実況は「今井には非常に特殊な傾向があるんです」と切り出した。 「今季13試合で、これまでの最長は6イニングですが、球数が増えると結果が良くなるんです」。同局によれば、1~25球は被打率・250、OPS・851。26~50球は被打率・231、OPS・694。51~75球は被打率・304、OPS1・008。 「ですが、76球目以降になると被打率・103、OPS・316とほぼ無敵です。驚異的なのは、タツヤにとっては76球目以降が『ゴー・ゾーン』になっているということです。投手としては、かなり常識外で過激なデータの持ち主です」。 同局はさらに、打者1巡目は被打率・234、OPS・746。2巡目は被打率・284、OPS・927。3巡目は被打率・077、OPS・249とのデータも紹介。同局のジェフ・ブラム解説者も「3巡目を相手にする方がいい成績になるなんて、本当にレアだ。『過激』というのは言い得て妙だな。2巡目は『apocalyptic(世界の終わりレベル)』なのに、そこからは完全封鎖状態。それなりにサンプルサイズもあるのに、こんなこともあるんだな」と不思議がった。 そのデータ通り、この日も76球以降は打者4人に対して3打数無安打、2奪三振1四球と抑え切った。
中日スポーツ