案件詐欺で全財産を失いました【注意喚起】
まずはじめに
※これは、インフルエンサーを狙った副業詐欺についての体験です。
しかし、その手口は非常に巧妙で、誰でも被害に遭う可能性があります。
私と同じ被害者を一人でも減らしたいという思いから、注意喚起のためにこの体験を公開します。
※被害金額は、安全性の問題から公開しませんが3桁です。
また、現在警察による捜査が行われていることから加害者の実名・企業名は伏せさせて頂きますが、現在その企業2社(クライアント先・プラットフォームの大元)もHPにて詐欺被害の事例が多発しているお知らせを掲載しております。
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「あと一度だけ入金すれば、すべて返金されます。」
その一言を信じ続けた結果、私は出金に使った口座に入ってたお金ほぼ全額を失いました。
この話は、"自分だけは詐欺に騙されない"と思っていた私が、案件詐欺(副業詐欺)の被害者になるまでの実話です。
① なぜ私は副業詐欺に騙されたのか〜全ては1通のDMから〜
もう今となってはちゃんちゃらおかしな話だが、
私はお金には厳しいタイプだ。
借りたお金はすぐ返すし、貸したお金は絶対に返してもらう。
ハイブラも興味ないし推し活もほどほど。飲み会にもそんなに行かないし、煙草もギャンブルもしない。
平成グッズのコレクターではあるが極端に高いものは買わないし、
旅行は好きだがいかに格安で旅行にいけるかに挑むことが好きだった。
だから自分はお金に堅実だし、詐欺とは無縁だと思ってたし、
様々な詐欺被害のニュースや体験談を聞いても完全に他人事だった。
あの日までは。
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6月末のある日、私のInstagramに1通のDMが来ました。
某美容系企業の広報と名乗る方からです(以下、Aとします)
初めまして、●●●●(某美容系企業)の広報を担当しております、Aと申します。
今回、弊社が出している〇〇〇〇という商品のPRのご相談をさせていただきたくDMさせて頂きました。
詳細はLINEでお話しできればと思いますので、こちらからお願いします。
〈LINEのURL添付〉
(現在、該当アカウントが削除されているため、原文ママではないですがこのようなニュアンスでした。)
今まで何度か案件を受けることもあり、LINEでのやり取りも珍しいことではないため、そのままLINEを登録しました。
これがすべての始まりでした。
② 全財産を失うまでの巧妙な手口
Ⅰ 前払いの報酬が凍結された
6/30
AとLINEでのやり取りを開始し、日時や金額といった条件を確認後、担当者からこのように言われました。
〈プラットフォームのリンク添付〉
こちらは電子契約のリンクでございます。リンクをクリックしてページにアクセス後、「お仕事申請」ボタンを押し、報酬受取口座のご登録を完了してください。
口座登録が完了しましたら、再度「お仕事申請」をクリックしていただき、電子契約の署名ページへお進みください。
そういってとあるプラットフォームを紹介されました。
(以下、プラットフォーム名をBとします。)
Bは、企業とインフルエンサーを繋ぐプラットフォームで、HPによると上場企業が提供しているとのこと。私は知らなかったので会社の名前のみを検索したところ、某大手企業の傘下にあるとのことだった。
また、紹介されてる企業も某お菓子会社や某下着会社などの名だたる企業ばかりで私は完全に信用しきってしまいました。
そこに私は契約のために個人情報、そして口座情報を入力しました。
7/1 15時頃
A曰く「報酬は前払いでお渡しします」とのことだったので、その報酬をサイト内で受け取り、出金申請をして許可されたら、自分の口座へ報酬が行くとのことでした。
そして報酬を受け取ろうと待っていたらAから
恐れ入りますが、突然のご連絡となり申し訳ございません。
有効な契約書に関する通知はすでに届いておりますでしょうか。
また、出金はすでに着金しておりますでしょうか。
現在、弊社側ではプラットフォームからの正式な商品発送通知をまだ受け取っておりません。
お手数ですが、ご確認のうえご連絡いただけますでしょうか。
何卒よろしくお願いいたします。
とのことなので確認したところ、
私が口座番号を1カ所間違っていたことが発覚した。
そのため、前払いで送られた報酬がプラットフォーム内で凍結されてしまったのだ。
この時点で私は「自分のミスで相手の企業に迷惑をかけてしまった」と思い、慌てて口座番号の修正を依頼した。
口座番号の修正を行うには、Bのカスタマーサポートに連絡する必要があるとのことなので、そちらのLINEを紹介され以降のやり取りはカスタマーサポート(以下、CS)と行うことになった。
Ⅱ 1回目の送金
CSに連絡したところ、
システム確認の結果、出金手続きを担当する部署にて、金融機関より「口座情報に誤りがある」との連絡を受領し、ご登録の銀行口座情報に誤りがあることが確認されました。
お手数ですが、以下の内容をご確認ください。
・口座番号に誤りがないか
・銀行名および支店名が正しく入力されているか
また、本人確認および口座情報確認のため、以下の書類のご提出をお願いいたします。
① 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、パスポートのいずれか1点)
② 口座情報が確認できる通帳またはキャッシュカードの写し
確認が完了次第、速やかに手続きを再開いたします。
ご不便をおかけし誠に申し訳ございませんが、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
とのことだったので、私は口座番号を誤って入力したことを告げ、
CSにシステムの解決策を提案するよう頼んだ。
すると
『凍結解除および口座情報修正のご案内』
現在、登録された銀行口座に誤りがあったため、お客様の資金は一時的に凍結されています。
【確認金額について】
お客様名義の銀行口座から、システム指定の専用口座へ100%「●●●●●●円」(頂いた報酬と同じ額)を送金してください。
※確認のための一時的な送金で、送金後すぐに全額返金されます。
【凍結解除について】
入金確認後、30分以内に凍結解除と口座情報の修正が自動で行われます。
【出金について】
凍結解除後、「●●●●●●円」の出金申請が可能です。申請後、システムが20分以内に指定口座へ振込を行います。
【操作の手順】
凍結解除をご希望の場合は、「確認手続きを行う」とメッセージください。
確認後、具体的な操作方法をご案内します。
ご理解とご協力をお願いいたします。
(※被害金額が推定される部分を伏字にしております)
と言われ、「仕事なのにこっちが送金するのか…?」と疑問に思ったが、
自分のミスで相手に迷惑をかけているという負い目から疑うことなく、指定された口座に上記金額を入金してしまった。
「返金されるって言ってるから大丈夫でしょ」という思いもあった。
これで凍結解除される…!と思いきや、入金したお金もプラットフォーム内で凍結されてしまった。
Ⅲ 2回目の送金
7/2 9時頃
CSに確認したところ
確認したところ、お客様の信用スコアが95点未満のため、出金が失敗した可能性があります。
出金をスムーズに進めるためには、信用スコアを95点以上に引き上げていただく必要があります。
95点に達した時点で、全額の出金が可能となります。
なお、信用スコアの引き上げに関しては私の担当範囲ではありませんので、既に「信用担当部署」に引き継いでおります。
スムーズにスコアを回復するため、以下のリンクから信用担当者に直接ご連絡いただけますようお願い申し上げます。
ということだ。
信用スコアは、プラットフォーム内でアカウントに対しての点数のようなもので、サイト内の規則に違反した場合や仕事の進捗に支障をきたすような行動が見られた場合(納期が遅れるなど)、減点対象になる、とのことで
その信用スコアに関する担当者がまた別に存在するとのことだった。
そのため信用担当(以下、S)とのやり取りが始まった。
Aから振り込まれた前払いの報酬と私が送金した金額が凍結した旨をSに伝えたところ、
信用スコアの回復について、現在ご案内できる方法は以下の2種類です。ご確認ください。
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① 通常回復方法
プラットフォームの規定に沿って、タスクの完了や積極的な参加、良い評価の獲得などの行動を通じて、信用スコアが徐々に回復します。
スコアが95点以上になると、システムが自動的に出金権限を回復します。
※初めてサービスをご利用の場合は、この方法は選択できませんのでご注意ください。
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② 迅速回復(審査)方法
信用スコアを早く回復させたい場合は、「信用システム審査」をご利用いただけます。
■ 審査には、総資産が●●●●●●円る必要があります。
■ 現在の総資産が●●●●●●円の場合、差額●●●●●●円を審査費用としてご入金いただきます。
■ 審査完了後、費用は返金され、信用スコアは95点に回復し、出金基準を満たすことが可能です。
■ スコアが95点に達した時点で出金手続きを進め、30分以内に●●●●●●円の出金が完了します。
②の金額がかなり大きいものであったことから、①を要求したところ
プラットフォームの信用スコア規則によりますと、契約企業との案件を円滑に完了し、委託元から業務に対する高評価を得ることで、信用スコアが1ポイント加算されます。
もし信用スコアを5ポイント上げる必要がある場合は、5社の企業と契約を成立させ、それぞれから高評価を取得する必要がございます。
ただし、今回初めて当プラットフォームをご利用の場合は、業務実績によるスコア回復は適用されず、委託元の最低基準は通常95点となっておりますが、現在お客様の信用スコアは90点となっております。
円滑に委託元との取引を進めていただくためにも、信用スコアを95点まで効率的に引き上げる方法をご検討いただくことを推奨いたします。
なお、信用スコアが95点に達した時点で、法令に基づき30分以内に出金手続きを完了いたします。現在すでに95点まであと一歩の状態であり、スムーズなご利用のためのサポートは当社の責務でございます。
…要するに①は無理だから②じゃないとダメだ。
返金するから金を出せ、とのことだった。
今考えればおかしいのだが、当時かなり焦っており冷静な判断が出来ていなかったことと、「自分のせいで相手に迷惑をかけている」という後ろめたさから、2回目の送金をしてしまった。
送金前に担当者名や企業名を聞いて、しっかり答えていたこと
そして「絶対に返金する」という言葉にまんまと信用してしまった。
結果として、その2回目の送金分もプラットフォーム内で凍結してしまった。
Ⅳ 3回目の送金
7/2 13時頃
さすがにおかしいと思ったものの、ショックが大きく気が動転していた。
Sに確認したところ
信用スコアが100点未満の場合、出金は「1回あたり●万円以下」で行っていただく必要があり、複数回に分けて全額を出金していただく形となります。
なお、信用スコアが100点へ回復した後は、制限なくスムーズに全額出金が可能となります。
要するに、
「信用スコアが100なら出金申請できる金額に制限はない。
しかし現在あなたの信用スコアは95にも関わらず、一度に制限金額以上の出金申請をした。だから凍結された。これはHPにも記載されている規則だ。」
ということだ。
この時点で私は
「口座番号を間違えるだけでなく、HPに書かれてる情報を見ることなく再度違反行為をしてしまった」と頭の中がパニックになった。
凍結解除のためにどうすればいいのか。とにかくお金が戻ってきてほしい。
その一心でSに尋ねると
迅速回復(審査)方法のご案内
1. 審査に必要な総資産
- 審査を受けるには、お客様の総資産が ●●●●●●円 に達している必要があります。
2. 不足分の入金について
- 現在の総資産が●●●●●●円 の場合、差額●●●●●●円 を審査費用としてご入金いただく必要があります。
3. 審査完了後の処理
- 審査が完了した時点で、入金いただいた審査費用は 全額返金 されます。
- 返金と同時に、信用スコアは 100点に回復 し、出金基準を満たすことが可能となります。
4. 出金手続きについて
- 信用スコアが100点に達した時点で出金手続きを開始いたします。
- 審査完了から 30分以内 に、合計●●●●●●円 の出金が完了いたします。
とまた、金額を要求してきた。
人生で払う機会のない大きい金額ではあったが、
・仕事であること
・2度も自分のミスにより凍結され、Aに迷惑をかけてしまっていること
・「できるだけ早く」という言葉から完全に焦ってしまっていたこと
さらに契約開始が5日からであったことにより、
Aから「契約開始日に商品が届かないと案件を進められないので早く凍結解除してください」といった旨の連絡をもらっていたことも焦りをより募らせた。
上記の理由から、ついに私は3回目を支払ってしまった。
これで口座に残っているお金はほぼなくなった。
しかし思いもむなしく、それもプラットフォーム内で凍結されてしまった。
3回支払ったすべてのお金が返金されず戻ってこなかった。
③ 「詐欺だ」と気付いた、その瞬間
3回目の出金後の凍結に関しては、何も私に非がない。
どういうことかSに聞いたところ、
Sは「信用スコアのみの担当なので、CSに聞いてくれ」との返答だった。
そしてCSに3度目の凍結に関して問い合わせたところ
1. アカウントリスク評価とVIP2への昇格について
現在、お客様のアカウントは「高リスクユーザー」として分類されており、出金操作を行うことができません。お客様の資金を守るため、VIP2へ昇格していただく必要がございます。昇格後、本人確認およびセキュリティ審査を通過し、出金操作が可能となります。
2. VIP2昇格後の特典
アカウントのロック解除:VIP2アカウントへ昇格後、出金操作が再開され、アカウントのロックが解除されます。
出金限度額の引き上げ:VIPユーザーとして、より高い出金限度額が適用されます。
専任サポート:VIP2昇格後、専任のカスタマーサポートが迅速に対応し、サポートを提供いたします。
3. VIP2昇格の流れ
現在、お客様の総資産は【●●●●●●円】であり、VIP2昇格に必要な総資産額【●●●●●●円】には、あと【●●●●●●円】が必要です。必要額を追加いただければ、審査が完了次第、アカウントがVIP2に昇格し、ロックが解除され、出金手続きが可能となります。
と、また金を要求してきた。
しかも今回要求してきた額は、私が到底支払える額ではなく、消費者金融に頼るしかない。
パニックでどうしようもなかったが、一旦母に連絡することにした。
しかし到底詐欺だとは思っていなかった私は、「お金が一時的に減ってるけど、返金される予定だから気にしないで」とLINEを送った。
(私の出金に使用した口座の通帳を母も持っている)
するとすぐ着信が来て
「それは詐欺だから今すぐ銀行に行って」
と言われた。
え???わたしが詐欺???
むしろ親が詐欺に遭わないかを気にしてた私が詐欺被害に遭ったの???
とりあえず平日のまだ15時になっていなかったのをいいことに、自分の口座の銀行へ向かった。
そして事態を説明したところ「詐欺なのでまずネットバンキングを止めます」と言われた。
(3回とも入金は全てネットバンキングで行った)
そして「詐欺なので警察に行ってください」と銀行の方に言われました。
そのまま警察に行き、警察の方にも「間違いなく詐欺」と言われて被害届を提出。
親にも銀行にも警察にも「詐欺」と言われたにもかかわらず、
私はこの時点でまだクライアントのAも、プラットフォームのBも信じていた。
さらに警察に行った時点でもまだAとLINEを続けており、
「この金額を支払うなら契約を解除する」
「返金できないのなら警察に通報する」
と繰り返し伝えたところ
もしご一緒にお仕事を続けられない場合は、大変遺憾に存じます。
まず上司に報告し、併せてお客様への補償申請を進めさせていただきます。
なお、本申請は財務部の審査・承認が必要となるため、処理には1~3営業日ほどかかる見込みです。
何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
あっさり返金対応。
え???なんなの????
正直返金の可能性が1ミリでもあるなら私はAを信じたかったが
警察からは「それも詐欺の手口」と言われ、そのまま被害届を提出。
翌日、出金先の銀行に電話して、口座を凍結させた。
Aは「7/3の午後に全額返金する」と伝えてきたが、
「警察によるロックをかけられたのでお金の移動ができない」
といった旨の返信が来た。
そこから一切私は返事を返していない。
④ 今だから分かる"見逃していた違和感"〜気付けなかった3つの違和感〜
これをすべて見ていただいた優しいあなたは、
「え?これで騙されるの?おかしな点いっぱいあったじゃん」
そう思うことでしょう。
わたしも今になって振り返ればそう思います。
・何故、仕事なのにお金を出させるのか
・何故、前払いなのか
・何故、電話で問い合わせが出来ないのか(尋ねたら出来ないと言われた)
しかし見事に隙を与えた結果、このような被害に遭いました。
そこで改めて振り返って気づいた違和感をまとめます。
Ⅰ LINEに誘導させる
まず、「インスタできた案件のやり取りをLINEで行う」は間違いなく詐欺です。
私は不運にも過去に案件や取材のやり取りを少なからずLINEで行った経験があったことから、LINEでのやり取りに対して1つも違和感を持っていなかった。
ただそれは偶々運が良かっただけで、改めて確認したら先方都合で流れた案件だった。基本はDMもしくはEmailでやり取りを行っている。
また、報酬が極端に高いことも詐欺の特徴です。
Instagramのフォロワーが1万人を達成したことで「ついに高案件の依頼キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」ぐらいにしか思えなかった。
そして、報酬の先払いは基本ない。
先払いして企業にメリットないもん。恐らく被害者を安心させるための手口である。
Ⅱ プラットフォームでお金のやり取り
今回、契約面や金銭面のやり取りをBというプラットフォームで行った。
プラットフォームで契約や報酬の支払いはよくあるが、必ずプラットフォーム名で再度検索をかける!そして検索に出てこなかったら詐欺!
(いや私も調べたよ…出てこなかったよ…それでも疑問を持たなかったよ…本当に洗脳されてる時って怖い…)
そしてなにより
こっちが仕事受けてるのに「お金を送金させろ」は10000000%詐欺です!!!
(いや私も思ったよ…以下省略)
Ⅲ 相手への違和感
今回、クライアント元の広報を自称するA、BのカスタマーサポートのCS、信用スコア担当のSとやり取りしていたが
・24時間対応と書かれているのに深夜対応しない
・誤字脱字が多い
・個人的な事情を挟んでくる
これらは詐欺です。
というか本物だったら企業としておかしいです。
特に個人的な事情を挟んでくるに関して
3回目の送金の後にこちらからの送金を完全に拒否したところ
「私を失職させる気ですか」
「上司から注意を受けてます」
「夫が重病で私が家計を支えなければならない」
という個人的な都合を言ってきました。
いや、知らんがなって感じだしこの辺から目は醒めていきました。
⑤ この体験をnoteで公開する理由
自分の気持ちが落ち着いた段階でBを提供しているという上場企業に問い合わせたところ「弊社とは一切関係ない」との返信が来た。
また、その上場企業のHPには「弊社の社名を語った詐欺について」といったお知らせもあった。
さらに、Aが所属している企業のHPにも詐欺被害に関するお知らせがあった。
そして少し検索すれば、同様の被害に遭ったインフルエンサーがたくさん動画を出していた。
ちょっと調べたらわかったことなのに。
ヒントはいくらでもあったのに。
なんで信じたんだろう。
何で冷静になれなかったんだろう。
自分の愚かさでいっぱいだった。
食事も喉を通らず、不眠になり、自暴自棄になっていた。
自分が度を越したお人好しで馬鹿で世間知らずだなんて知らなかった。
頑張って稼いだお金が全部なくなった。
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詐欺被害に遭った方への救済として「被害回復分配金」というものが存在する。
送金した口座を凍結させ、その口座の残金と被害者の人数に応じて返金されるという仕組みだ。(口座残高1000円未満は対象外)
ただ、口座残高がいくらなのかも判明するまで3カ月以上はかかるし、返金に関しては半年以上。そして返金されるにしても全額返金の可能性は極めて低い。
ただ、不幸中の幸いが
・自分が健康で仕事ができること
・消費者金融には手を出してないこと
これだけが本当に救いだ。
でも消費者金融に手を出してた未来は、かなり間近だった。
口座のお金がすっからかんになっただけでここからまた稼いでやる!!!!という思いで日々頑張ろうと思った。
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恥を忍んでこのnoteを公開するに至った理由としては
・同じような被害に遭ってほしくない
・「自分だけは詐欺に遭わない」なんてことはない
これを知ってほしかったからだ。
特に詐欺というのは、身近になった人がいても当事者にならない限りあまり興味を示さない。
だからこそ被害者が発信することで、詐欺とは無縁だと思ってるそこのあなたになんらかの方法でオススメに載ってほしい。
私だってちょっと前まであなた側にいたんだから。
今回はインフルエンサーを狙った詐欺であるが、
詐欺は形を変えていつあなたの元に襲い掛かるかわからない。
投資詐欺、振り込め詐欺、偽警察官による詐欺、クレカ詐欺、ロマンス詐欺…。もっと増えるかもしれない。
特に
・真面目で責任感が強い人
・優しくてお人好しな人
こういう人は残念ながら詐欺に遭いやすい。
自分ではそう思ってなくても他己評価でそのように言われてたらまず構えていた方がいい。
良い人ほど、詐欺師は狙ってきます。
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長い文章を見ていただいて、本当にありがとうございます。
少しでも私の体験が、誰かの記憶に残りますように。
そして詐欺師がこの地球上から絶滅しますように。
私を騙したクソ詐欺師が逮捕されて最悪な末路をたどりますように。


特殊詐欺師は逮捕されても執行猶予で出てくることが多いので、悔しいですよね。 コロナ禍から右肩上がりで特殊詐欺が増加していること、民事不介入と刑事介入の警察、疑わしきは罰せずの司法と行政や立法は三位一体でなんとかして欲しいものですよね。