はーい!!私は甘織れな子!!どこにでもいる量産型女子高生だよ!!今日は沙月さんと一緒にお出かけに来ているんだ~!!制服姿でとの事だったけどなんでなんだろう?まぁ細かいことはいいから今日はいっぱい楽しもう!!
??ホテル内
「ん?あれ……?」
ここどこ?私はだぁれ?じゃなーい!!私は甘織れな子でしょ!!……でも本当にどこなんだろうここ? えーっとたしか私沙月さんと遊んでたよね?それなのになんでだろう。なんでこんな……すごい部屋だなぁここ。目がチカチカする。ゲーミングライト程ではないけれど……。
ドンッ!!
「バイブ?なんでこんなものが売られて……」
ガチャ……
扉を開けた時、私の頭が一気にパンクした。タイヤの空気入れのように一瞬の衝撃が走るほどのインパクトだった。
「こ、こここここここって……」
「あら、目が覚めたのね甘織。」
白いバスローブを巻いて赤いスリッパを履いている沙月さんがバスルームから出てきた。髪はもう乾ききっていて、長い黒髪が綺麗に整っていた。
「あ、沙月さん。お風呂に入られてたんですか?」
「えぇ。昨日のあなたが激しかったから。」
「へ?」
激しかった……?私昨日沙月さんに何かしてがしちゃったの?
「もしかして甘織、覚えていないの……?」
沙月さんの足が止まり、怯えているように見えた。えっ?えっ!?待って待って待って!!私昨日沙月さんに何したの!?
「そんな……私、初めてだったのに……。酷いわ甘織、最低の女ねあなたは。」
「あのそのごめんなさい沙月さん。私実は昨日のこと覚えていないんです。未成年飲酒とかしちゃいました?」
「……あなたが真唯からもらった薬で私はめちゃくちゃにされたのよ。やめてと言ってもあなたはやめなかった。ラブホテルに私を連れて行って……それで私……」
そう言って沙月さんがバッグからあるものを取り出した。
「えっ?沙月さんこれって……」
どう見ても妊娠検査薬だこれ!!
「できちゃったのよ……甘織の赤ちゃん……。」
「はい?」
「だから出来てしまったのよ、私のお腹の中に、甘織の赤ちゃんが……。」
えっ?えっ?えっ?えっ?待って?
「嘘ですよね沙月さん……それって要するに、私が沙月さんを襲ってー沙月さんに赤ちゃんを作らせてしまったってことですか?」
沙月さんは頬を赤く染めながら無言で頷いた。
嘘だ……私を騙そうとしている……。そんなことがあっていいはずがない。
「嘘ですよね沙月さん。私を騙そうとしているんですよね?いやー、いくら私を騙したいからってそんなこと……」
ポチっ
「録音しろと言われて録音したものよ……。」
【いやっ……やめなさい甘織……!!】
【うるさいですよ沙月さん!!私と結婚したかったくせに。今から沙月さんを私の妻にしてあげますからね♪】
【甘織……んっ……❤】
クチュクチュクチュクチュ……❤
うわぁすごく生々しいキスの音が聞こえてくるんだけど……。てか聞いた感じ音声加工されてるものじゃないし、私本当に真唯からもらった薬を飲んで沙月さんを妻にしてしまったの!?いやムリムリムリムリ!!高校生で赤ちゃん授かるとかドラマじゃないんだし!!大体もしこんなことほかの皆にバレたら……
【れな子……私というものがありながら……君はなんてことをしてしまったんだ……。】
【れなちゃん……いくら沙月ちゃんのことが好きだからってそれは良くないと思うなぁ……。】
【れなちん最低!!女の敵!!もう知らない!!】
最悪の未来しか見えない~!!バッドエンドだよこれー!!
「甘織……」
「は、はい!!」
私は沙月さんに声をかけられて身体が固まってしまう。
「出来てしまったものは仕方がないわ。だから私、覚悟を決めてあなたの妻になるわ。」
「はいぃ!?」
沙月さんが私の妻ぁ!?幸せそうだけど絶対ダメな気がする!!私ダメ男になって沙月さんに酷いことしそうだもん!!良くないよ本当にさぁ!!
「だからあなたが私の夫になってくれないと困るのよ。私一人だけに全てを背負わせたりしないでしょ甘織。」
「……はい。」
こうして私は沙月さんと形としてではあるけれど、結婚することになってしまった。なお沙月さんの言っていたことは間違ってはおらず、沙月さんのお腹の中には私と沙月さんの赤ちゃんが本当にいるのだと言う。
……結婚って、ムリだと思ってたのにこんなあっさりと、簡単に出来てしまうものなんだ……。
ごめん皆、私結婚しちゃったよ……。
実は他3人と妹ともしてて、ここから5人で始まるドロドロ正妻戦争 あると思います!