今年2月に南鳥島沖の海底から回収された泥から、希少なレアアースが確認されたことが分かりました。近く分析結果が公表される見通しです。
今年2月、探査船「ちきゅう」が南鳥島周辺の深さ6000メートルの海底から泥を回収し、海洋研究開発機構は成分の分析を行っていました。
関係者によりますと、回収された泥からは半導体の製造装置などに使用されるイットリウムなど重希土類と分類される希少なレアアースが確認されたということです。
分析結果は近く公表される予定です。
世界の供給を握る中国はこうしたレアアースへの輸出規制を続けていて、政府は供給元の多角化を進めています。
南鳥島沖では、過去に行われた海底の地質調査でイットリウムなどのレアアースが確認されていました。
今回、回収した泥からも希少なレアアースが確認されたことで事業化に向けた動きが加速することになります。
内閣府は、来年2月の実証試験で事業として採算が取れるのかなど、経済性を評価する予定です。
【独自】南鳥島沖の泥から重レアアースを確認 近く分析結果を公表
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レアアース泥の回収成功 映像公開
2026年2月2日 20:55
日本最東端の南鳥島近海でレアアースを含む泥の回収に成功した海洋研究開発機構が泥を採取する様子の一部始終を公開しました。 取り出した容器には茶色の泥が詰まっています。 これはJAMSTEC(海洋研究開発機構)の探査船「ちきゅう」が南鳥島近海の水深約6000メートルで採取に成功したレアアースが含まれる泥です。 先月12日に出航した探査船「ちきゅう」は深さ6000メートルの海底までパイプを伸ばし、海水を送り込むことで海底で固まっていた泥を崩し、回収しやすい状態にして船に引き上げるシステムを備えています。 海洋研究開発機構によりますと、先月30日に最初の回収作業を開始し、今月1日未明に最初の泥が船の上まで引き上げられたということです。 その後も回収は続いていて、2日には作業が完了する見込みです。 回収された泥の量については明らかにされていませんが、担当者は「今回の試験では泥を採取できたため、機器が海底で正常に作動することを確認ができた」と述べました。 そのうえで、来年2月から始める本格的な回収につなげたいとしています。
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