7/21(朝) 本日の市況と解説コラム

7月20日の米国市場は、原油高に伴う米長期金利の上昇が重石となり、主要指数が揃ってわずかに反落しました。前週に急落したエヌビディアやAMDなど半導体・AI関連株には買い戻しが入りナスダックを下支えしたものの、決算発表を目前に控えた警戒感から市場全体では利益確定売りが優勢に。ダウ平均は前日比307.16ドル安(-0.6%)の51,839.26ドルと反落。S&P500は0.2%安、ナスダック総合指数も12.17ポイント安(-0.05%)とほぼ横ばいで取引を終えています。

7月後半の米国市場は、前半の勢いに比べて弱い傾向というデータがありましたが、ここまでの流れは、そんな過去データに沿うように動いているようです。

ただ、何度かお伝えしている通り、ここから市場が奈落の底へ暴落するようなデータがあるわけではありません。あくまで季節的なサイクルにのっとった「一息つく時間」ですので、ゆったりと構えて見ていきましょう。

さて、今回はやや気が早いですが、この先の戦略を見据えるために8月以降のデータを紹介します。ここからの季節の型を確認しておきましょう。

こちらです↓
こちらは1990年から2026年6月までの、主要三指数の月別平均パフォーマンスをまとめたものです。

グレーで網掛けされた「夏の調整」というエリアに注目してください。8月、そして9月は、1年のなかでも特にパフォーマンスが落ち込みやすい時期であることがはっきりと示されています。

ダウ(DJIA)やS&Pは明確にマイナス圏へと沈んでおり、ハイテク中心のナスダックも8月はわずかにプラスを維持しているものの、9月にはやはりマイナスへと調整を余儀なくされる傾向があります。つまり、歴史的な傾向から言えば、夏後半から秋口にかけては「もう一段のウロウロや、しっかりとした押し目」を作りやすい季節ということですね。

ただ、その先にある10月、11月、12月の年末にかけては、再び力強い右肩上がりのサイクルが控えていることも同時に見て取れます。これから先の数ヶ月間、仮にアノマリー通りのさえない展開や調整局面が訪れたとしても、それは年末の力強い上昇へ向けた「絶好の仕込み場」である可能性は高いでしょう。

とはいえ、いつも書いているように、こうした過去の統計データを妄信することは禁物です。データはあくまで背景の優位性や温度感を教えてくれるロードマップに過ぎません。最終的な売り買いの判断は、妄想や期待ではなく、いま目の前で動いているリアルタイムのチャート(ローソク足の事実)で下していきましょう。

さて、目先の不穏なニュースばかりを見ていると心が揺さぶられてしまいますが、こんなときこそ、あえて超長期のデータをながめて、引いた目線を取り戻すのもおススメです。


こちらです↓
これは、1900年以降の「主要な地政学イベントとダウ平均」を重ねたグラフです。

「毎年、悪いニュースはある」というタイトルの通り、過去100年以上の歴史を振り返れば、世界大戦、大恐慌、ベトナム戦争、キューバ危機、ブラックマンデー、ITバブル崩壊、世界金融危機、そして近年のパンデミックやウクライナ侵攻、イラン戦争など、常に市場を脅かす重大なバッドニュースが途切れることなく発生してきたことが分かります。

しかし、グラフの青いラインの軌跡を見れば一目瞭然です。個々のイベントの瞬間には一時的な下落調整やウロウロする時期を挟むものの、歴史の引力はそれらの危機をすべて乗り越え、大局としては力強い右肩上がりのトレンドを描き続けています。

人類の経済活動の進歩と強靭さは、目先のどんな悪いニュースよりも強いということです。今の地政学リスクやニュースによる揺さぶりも、この長い歴史の1コマに過ぎません。過度にパニックになることなく、大局の大きな流れを信頼してどっしりと構えておきましょう。

もっと知りたい!トレード力を磨きたい方はコチラ

トレードに必要な知識が直感的に分かります。ダラダラと無駄な説明はありません。また、ほぼ毎日『225の教科書限定の動画セミナー』を公開中!

サブスクではない「1回のみ¥540」でここまでの内容はそうありません。今すぐGETしてくださいね。

⇒ 最新の「225の教科書限定動画」では、


 ●「4時間足」のトレンドライン
 ●具体的な使い方を解説!


 などを解説しています!  ※11時ごろにUP


・「225の教科書」へのログインはこちらから


↑↑まだ購入されていない方は上の画像から詳細を確認してください↑↑

過去の売られ過ぎを買いで捉える!

植田ショック(2024年8月7日)

植田ショックの大底で「買い」の実況解説をしました。

トランプ関税ショック
(2025年4月8日)

トランプ関税ショック時の大底もより明確に「買い」の実況解説をしました。

イラン戦争
(2026年3月2日)

「遠くの戦争は買い」を合言葉に買いチャンスの解説をしました。その後も過去の戦争時のデータを配信しながら、買い目線を維持できるようにYouTube動画を配信しました。