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【高校野球】泰然と投げ合い制す/熊谷商


熊谷商―武南 被安打4、13奪三振で完封した熊谷商のエース大久保=ハレスタ熊谷
▽4回戦
熊谷商 1―0 武南

 両エースによる息詰まる投手戦を制したのは熊谷商の左腕大久保だった。被安打4、13奪三振で武南を完封。新井監督は「今大会初先発だったが直球が走っていた。もつれた試合展開にも、よく我慢してくれたと思う」とたたえた。

 最大のピンチは、0―0で迎えた八回だ。連打で無死一、二塁と走者を背負ったが、武南の上位打線を封じた。「意地でもホームを踏ませないと思っていた。平常心も保てた」と背番号1。2死二、三塁から4番雲津を外角スライダーで一飛に打ち取ると、雄たけびを上げながらガッツポーズをつくって喜んだ。「直球で押せたので、スライダーが生きた」と胸を張った。

 味方打線は直後の九回、2死から代打柴崎の内野安打と盗塁で好機を築くと、松島の二ゴロが失策を誘い二塁走者柴崎が一気に生還して先制。これが決勝点となった。

 大久保は、冬のトレーニングで体重が8キロも増加。だが春季大会は左手中指の負傷が響き、成果を示せなかった。最後の夏に向けてはフォームをもう一度見直し、体重をボールに乗せられるよう工夫。指揮官は「2段階ぐらい球速がアップし、変化球が有効に使えるようになった」と評する。期待を背負うエースは「甲子園に行きたいので、次も勝つだけ」と気合を入れ直した。
2026/07/19 10:00:00
記事提供:埼玉新聞

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