怪物ハーランドの食事は1日6千キロカロリー! ろ過水、内臓肉、ライスに魚…サプリ要らずの「超人」食事術は中高生の手本にも
■緑黄色野菜にキウイをプラスしては 「報道されている限りですが、緑だけではなく黄色や赤など、色のついた野菜をもっと食べてほしい。あとは果物が少ないようなので、ビタミン豊富で、たんぱく質を分解する酵素を持つキウイフルーツを毎食1個、加えてほしいところです」(上西教授) 上西教授は、アスリートや学生選手が食事にこだわることは良いことだとしつつも、「マネし過ぎない」よう訴える。 「自分は体を大きくしたいのか、維持したいのか。目的があっての食事です」 体を大きくするためのいわゆる「食トレ」も重要だ。だが、上西教授が強豪高校の部活の寮に行くと、炭水化物に唐揚げやハンバーグをてんこ盛りにして野菜はちょっとという、バランスがめちゃくちゃな例が少なくない。それをビタミン剤などのサプリで補おうとする姿勢が、「勘違い」なのだ。 ■若いアスリートの手本に W杯を沸かせた怪物ハーランド。最近の若いアスリートや学生選手の血液を調べると、鉄分とカルシウムが不足しているケースが目立つというが、彼の活躍と食事に関する報道のおかげで、アドバイスがしやすくなるだろうと上西教授は笑う。 「あのハーランドが、サプリやプロテインに頼らず、食事でちゃんと栄養をとっているんだよって。あのハーランドがレバーを食べているんだよって。彼の姿勢を見本にしつつ、様々な工夫をしながら『自分流のハーランド食』を見つけてほしいと思います」 W杯を去ってもなお、見えない功績を生み続けるのかもしれない。 (ライター 國府田英之)
國府田英之