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加害行為をしなければただの性癖

「自分はこんなすごいもの持っている」ことを誇示する自己顕示欲、同じ性的嗜好の人たちとその気持ちを共有したい――。それはまるで「推し活」をしているようなライトな感覚だという。

「加害行為をしなければ『小児性愛』という性癖です。女児、男児を撮影した映像や写真はたとえ盗撮であっても、見る側からすると『自分は手を出したわけではない。単に二次元作品を眺めているだけ』といった感覚ではないか」

そのため加害行為をしているという意識が乏しく、違法に当たるものであっても受け入れているというのだ。

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そうした「見る側」の意識は、盗撮をする側もさほど変わりはない。特に盗撮した違法画像、動画であっても同じ性癖の仲間たちと広く共有することで罪悪感も薄まっていくという。中には加害行為をしている自分を否定し、正当化するために子どもの盗撮動画や画像を共有するケースもある。

「現状として、加害意識を持った人が子どもに関する仕事の現場に入り込みやすいのが問題です。公立学校以外の私立、塾、習い事先などはまず人事のチェック体制が甘い。それに塾講師だったら大学生のアルバイトでもできます。

子どもに関する業界は、常に人手不足で給与もそれほど高くない。しかし小児性愛の人にしてみれば、安い給料より、自分の性的関心の方が勝る。そのため、採用する側にとって、彼らは安い給与で働いてくれる貴重な人材でもあるので、重宝して雇ってしまう」

おまけに、最近では学校教員の採用についても、そのハードルが下がってきている。教員不足だ。

後編記事『「妄想だったら犯罪じゃない」…小児性愛傾向にある教職員・塾講師らの「歪んだ主張」と「性加害」』ではその事情について詳しく聞いていく。

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