大手進学塾「四谷大塚」で2人目の講師の逮捕があった。塾講師に限らず、教師や子どもに関する仕事に就く人間によるわいせつ事件が後を絶たない。大人はどう子どもたちを守ればいいのか――。長年取材を続けてきたジャーナリストの渋井哲也氏に聞いた。
「またか」と、不安がる保護者たち
「学校の先生も、塾や習い事の先生も信じられません。ウチの子どもが変なことをされていたらって考えると気が気ではありません。これまでも学校の先生のわいせつ事件を聞くたびに”またか”という思いではありました。校長先生、塾の講師……許せない気持ちです」
そう憤るのは都内に住む優子さん(仮名・40代)。10歳の長女と8歳の長男の2人の子どもがいる。
大手進学塾「四谷大塚」で2人目の逮捕者が出た。教え子の女子児童(7歳)を盗撮したとして、警視庁が元講師の中村成美容疑者(26歳)を逮捕した。
中村容疑者は、元同僚で今年8月、同塾に通う女子児童を盗撮した疑いで逮捕、書類送検されていた森隆翔容疑者(24歳)と共謀し、夏期講習の女子児童の下着をスマートフォンで盗撮した疑いがもたれている。
森容疑者も再逮捕され、これで別の女子児童への盗撮などと合わせ3回目の逮捕となった。
「警視庁によると2人は都内の同じ校舎で勤務していたとのこと。今年6月、2人は性的な趣味が共通していると認識し、LINEを使って教え子の盗撮画像や動画のやり取りをしていました。さらに『次はどの子を盗撮する?』などと言ったやりとりを重ねていたというから、非常に卑劣です」(全国紙社会部記者)