社会

2026年7月18日 12:26

【詳しく】“点滴に排泄物” 容疑者「私もう戻れないですね」捜査続く状況を病院から告げられ… おむつ捨て場から持ち出しか

【詳しく】“点滴に排泄物” 容疑者「私もう戻れないですね」捜査続く状況を病院から告げられ… おむつ捨て場から持ち出しか
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午後2時ごろ/柏たなか病院 会見
16日 午後2時ごろ/柏たなか病院 会見

 古川美由紀容疑者(51)は1月、千葉県柏市の病院で会田栄二さん(当時75)の点滴チューブに排泄物を混入させて、殺害した疑いが持たれています。

◆患者から検出の細菌 看護服に付着と“遺伝子一致”

捜査関係者への取材で、会田さんから検出された排泄物の細菌と同じ遺伝子情報の細菌が古川容疑者の看護服に付着していたことがわかりました。

(7月18日 12:16更新)

◆おむつを捨てる部屋から持ち出したか

 捜査関係者への取材で、古川容疑者が患者のおむつなどを捨てる部屋を出入りする様子が防犯カメラに映っていたことが分かりました。

 警察は、古川容疑者がこの部屋から排泄物を持ち出したとみて調べを進めています。

 この部屋は、自由に出入りできる状態でした。

(7月17日 17:00更新)

◆「異常な変色」 看護師長が発見

 1月29日。病院の説明によると、事件が起きたフロアで夜勤にあたっていたのは、古川容疑者と准看護師Aの2人。32病床をそれぞれ半分ずつ受け持っていました。

 排泄物を混入されて殺害された会田栄次さん(当時75)は4人部屋で入院していたといいます。ただ、この夜、被害者の担当は准看護師。それにもかかわらず、古川容疑者は何度も病室に出入りしていたといいます。

 少なくとも30日の午前3時までは、看護記録などにも異常を示す記載はありませんでした。異変が確認されたのは、その約1時間後です。午前4時過ぎ、准看護師が同じ病室にいた別の患者のケアに向かうと、被害者が「苦しい」と訴えました。警察によると、その直前に古川容疑者が病室に入り、1分ほどで出てくる様子が防犯カメラに捉えられていたといいます。

柏たなか病院 長谷川奉延病院長
「看護師長Bは被害者のベッドで“側管”から血管に刺入されている先端付近まで、異常な変色があることを発見しました」

 点滴袋と、身体をつなぐ1本の管『点滴ルート』。

 その途中には、薬剤を入れるための『側管』があります。変色していたのは、その側管から患者の身体へと続く部分。本来は透明なはずの点滴液が、茶色に変わっていました。古川容疑者が注射器を使い、大便を混入したとみられています。その後、被害者の容体は急変し、翌31日に敗血症による多臓器不全で亡くなりました。

 事件後、出勤停止となった古川容疑者。約3週間後、病院に連絡し、状況を尋ねたといいます。警察の捜査が続いていると伝えられると、こう話しました。

古川容疑者(病院の会見によると)
「そうですか。私もう戻れないですね」

 言葉の真意は分かりませんが、その後、退職したということです。古川容疑者は容疑を否認しています。

(7月16日 24:00更新)

■看護師長が発見「異常な変色」点滴に“排せつ物”混入し殺害か…病院が詳細説明

◆「病状が心配だから」… たびたび病室訪問か

午後3時ごろ/柏たなか病院 会見
16日 午後3時ごろ/柏たなか病院 会見

 事件を受け、病院が16日午後2時から会見を開き、会田栄次さん(当時75)と遺族に対し「元職員の不祥事により、当院が尊い命を守り切れず、無念なおもいでこの世を旅立たれたことに心より深くおわび申し上げご冥福をお祈りいたします」などと謝罪しました。

 病院によりますと、当時、古川美由紀容疑者(51)は夜勤をしていて、別の看護師と2人で患者を分担していましたが、会田さんの担当ではありませんでした。

 しかし、古川容疑者は会田さんの病室に複数回、出入りしていて、その様子を別の看護師に目撃されていました。

 この時、「病状が心配だから」だと説明していたということです。

 その後、別の看護師が病室を訪れると、会田さんから苦しいと訴えられたため、古川容疑者や病院全体を管理していた看護師長らに助けを求めました。

 看護師長が病室に駆け付けると、会田さんのベッド付近で本来透明のはずの点滴の管が変色しているのを発見したということです。

 看護師長は写真を撮ったうえでこの管を外し、滅菌カップに入れ足元に置いていましたが、新たな管を挿入している最中に滅菌カップはなくなっていました。

 このため、看護師長が古川容疑者に滅菌カップの場所を尋ねたところ、「スタッフステーションに移動させた」と伝えられたということです。

 看護師長は、言われた場所で滅菌カップを見つけましたが、中に入れていた変色した管と異なる色の管が入っていたということです。

 会田さんは投薬により一時苦しさが収まりましたが、その後、死亡したということです。

(7月17日 15:30更新)

◆「便注入、死ぬか」と検索

 捜査関係者への取材で、事件前、古川容疑者が「便注入、死ぬか」などとスマートフォンで検索していたことが分かりました。

(7月16日 12:00更新)

◆「人として、絶対に許されない行為」

 容疑者逮捕を受け、15日夜、病院を運営する法人がコメントを出しました。

「今回の事件は、医療機関に勤務していた職員として、また人として、絶対に許されない行為であり、このような事態が生じたことについて、深く遺憾に思っております」

 一体、犯行の動機は何なのか。古川容疑者は取り調べに対し容疑を否認しています。

古川美由紀容疑者
「延長チューブに大便を混入したことを否定します」

(7月17日 8:00更新)

■点滴に大便、男性患者死亡 当時の看護師の女を殺人容疑で逮捕 取り調べで否認

◆犯行はわずか1分ほど 容疑者の姿が防犯カメラに

 犯行はわずか1分ほどでした。ところが、その時間に病室を出入りする古川容疑者の姿を防犯カメラが捉えていました。

 亡くなった患者は別の看護師の担当で本来、古川容疑者が病室に入る必要はありませんでした。警察はその後も、職員など関係者への聴取を重ねていたといいます。

 また、患者が亡くなった翌日、病院側から「点滴に異物が混入した恐れがある」との話を受け、警察は付着物を押収していました。鑑定の結果、付着物は人の大便とみられることは分かったものの、誰のものか特定できなかったといいます。

(7月16日 24:00更新)

■点滴に“排泄物”混入 患者殺害か…元看護師の51歳女を逮捕

◆助産師の51歳女を逮捕

 古川美由紀容疑者(51)は1月30日未明、千葉県柏市の病院で入院していた当時75歳の会田栄次さんに投与されていた点滴のチューブに排泄物を混入して殺害した疑いが持たれています。

 会田さんは翌日、死亡しました。

 死因は敗血症による多臓器不全だということです。

 警察によりますと、古川容疑者はこの病院で看護師として勤務していて、事件当時は夜間当直の看護責任者を務めていました。

(7月16日 17:30更新)

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