臆病者のまま生きるより、勇敢になって死にたいよな。
音楽とはじめて出会ったのは中学二年生の時に新潟市西区にあるマックハウスと言う服屋さんに行った時。何かしら服を買おうと店に入ったら、BGMにハイロウズの『ハスキー〜欲望という名の戦車〜』が流れていて、体が止まった。体が動きたくなる音楽はたくさん知っていたけど、体を止めた音楽ははじめてだった。なんだこの歌は。どへたくそじゃないか。どへたくそなのに、めちゃめちゃ胸を打ってくるじゃないか。そう思ったらいてもたってもいられなくなって、服を買うことも忘れて、自転車を猛烈に漕いで、家に帰った。
自分に何が起きたのかわからなかった。しばらく呆然とした後、あ、これが感動なのかと思った。胸が震えてどうしようもなかった。この世のほとんどのことはどうでもいいことのように思えて、あ、これが自由なのかと思った。生まれて来たことの元をすべて取ったような、あとは幸せになる以外に道はない、この幸せは永遠に終わることがないと思って、あ、これが愛なのかと思った。あの日から私は幸せで、家をなくしても、金をなくしても、仕事をなくしても、恋人をなくしても、社会的な地位をなくしても、私は、幸せだった。
学校に馴染めなかった私は、こうあるべきの外側に行きたいと思っていた。誰も生きたことのないような、そんな生き方をしたいと思っていた。周囲の大人たちからは「バカなこと言ってんじゃないよ」とか「現実はそんなに甘くない」とか「そんなんで生きていけると思うなよ」とか、そんなことばかりを言われた。生きるためには仕方がないと思って、やりたくないことをやった時期もあった。だが、自分でもびっくりするくらい、やりたくないことは続かなかった。あ、これは無理なんだな、俺は俺のやりたいことしかできない人間なんだなと諦めて、真人間になることを諦めた。
周囲の人たちが、社会的なレールにスイスイと乗って行くのを横目に、私はしっかりと脱落した。その時も音楽は流れていた。音楽を聞いている間だけは自由になれると思っていたが、自由になれる時間には限りがあった。自分が好きな音楽を、生きるためではなく、現実逃避に使っている気がした。そう思ったら、あれだけ好きだった音楽をぷつりと聞かなくなり、しばらく無音の日々が続いた。そんな日々もギターは常に手元にあった。ギターを弾くことはなかった。だが、常にギターから見張られている感覚があった。ギターは、私の夢を象徴していた。夢が、私を見張っていた。
他人の音楽では自由になれる時間に限りがある。中毒患者になるのではなく、自家発電できる人間になりたいと思った。そして、私は自分の曲を作るようになった。信じられないくらいどへたくそな曲が生まれたが、懐かしかった。中学二年生の時に、どへたくそな中にある純粋性に胸を打たれて、感動や自由や愛を知ったことを思い出した。自分の音楽に、自分が一番元気づけられるようになった。自家発電に成功をした。あ、これが成功者なのかと思った。夢の要求に応えられた気がした。夢は「自分の歌を歌えよ」と言っていた。夢は「臆病者のまま生きるより、勇敢になって死にたいよな」と言っていた。ギターは敵から味方になり、夢は音楽になって、私の体を流れ続けた。
1・渡水看花
2・flow-er
3・ブラボー
4・I
5・アウトサイダー
6・花
7・Everything is Fine
8・峠
9・セイム
10・ロックンロールとキリスト教
「渡水看花」
「flow-er」
悲しいこともあるのに 大丈夫!と笑って
息も止まるほど 恋をして
足りないもの数えて キリないとか言うけど
終わりないもの 求めてる
それでよかった 二人 何もなくても
懐かしい未来(いま) 抱えて行ける
楽しいこともあるのに 切ない!とか笑って
世界のやさしさ 覚えたよ
結末だけ夢見て あとは全部投げ出した
恥ずかしがり屋 信じてる
あいも変わらず 僕ら 息をしてる
純粋なまま 汚れて行こう
悲しいこともあるのに 大丈夫!と笑って
息も止まるほど 恋をして
足りないもの数えて キリないとか言うけど
終わりないもの 求めてる
それでよかった 二人 何もなくても
懐かしい未来(いま) 抱えて行ける
あいも変わらず 僕ら 息をしてる
純粋なまま 汚れて行こう
「ブラボー」
足並み揃え俺だけドボン 何でこんなに傷だらけなんだ
血と涙 血と涙 血と涙だけが人生だ
洒落になんねえ 笑えねえよ 神も仏もありゃしねえのかな
だったら ねえ 仕方がねえ 今世は諦めてください
おお、なんて、ブラボー! 人間界のルール無視して
おお、なんて、ブラボー! 金持ちばかり喧嘩してる
何したって文句言われんだ 何の役にも立ちやしねえと
代わりは幾らでもいるんだ だから俺たちは既に自由だ
ムシケラと呼ばれても 俺たちは最初からムシの息
「でも、生きているぜ」 おお、なんて、ブラボー!
足並み揃えやっぱりドボン 何でこんなに欠陥(あな)だらけなんだ
傷つけて 傷ついて 避けらんねえ 業を抱え GO
我慢なんねえ しゃらくせえよ 善悪も清濁もありゃしねえ
だったら ねえ 逝くしかねえ この世のしがらみよ さよなら
おお、なんて、ブラボー! 揺籠から墓場までおままごと
おお、なんて、ブラボー! 居心地悪いイスに座る
何にもねえところから来て 何にもねえところまで行くのだ
喜びは何処からやってきて 悲しみで何処まで行けるのだろう
何にもない俺たちも まだ未来があるなんて聞いたよ
「なら、生きてやるぜ」 おお、なんて、ブラボー!
おお、なんて、ブラボー! 淀みに浮かぶ不束者よ
おお、なんて、ブラボー! 無傷のままじゃ生きちゃいけねえ
何したって文句言われんだ 何の役にも立ちたかねえもう
代わりは幾らでもいるんだ だから俺たちは常に自由だ
お迎えを呼ばれても ボロボロになりながら最後っ屁
「まだ、生きているぜ」 おお、なんて、ブラボー!
何にもねえところから来て 何にもねえところまで行くのだ
汚れちまっている悲しみも 喜びも 全部引き連れて行こう
ゴミクズと呼ばれても 俺たちは最後まで 不燃ゴミ
「だが、燃え尽きてやるぜ」 おお、なんて、ブラボー!
「 I 」
愛されていることを知っている
許されていることを知っている
怖くて 痛くて 私にはできない
でも羨ましいと ずっと思ってた
丸裸 傷だらけ 血塗れ
ただ愛を叫び続けている
「アウトサイダー」
俺は決めたのさ 俺の目の前にいる人を 世界で一番幸せにすると
君は笑うのさ 絵空事だって でも その顔はいいね その顔はいいね
I LOVE YOU, OUTSIDER
俺の運命と君の運命を 今 ぶつかり合わせた火花で 世界を救うのさ
君は笑うのさ そりゃ無理だって でも その嘘はいいね その嘘はいいね
I LOVE YOU, OUTSIDER
俺は笑うのさ 君が拗らせている 君のこと全部 まるごと愛しているよと
君も笑うのさ 泣いちゃうかもって このままでいいね このままでいいね
I LOVE YOU, OUTSIDER
いつかお前もわかるだろう 世界にお前がいるんじゃなく
いつかお前もわかるだろう お前の中に世界があることを
I LOVE YOU, OUTSIDER
「花」
人生には、ふたつあればいい
ひとつは花、ひとつは君
花は君に、君はずっとそばに
たなびく雲、泳ぐ星の夜
ひとつの月、ひとつの時
君は夢に、夢はいまもここに
人生には、ふたつあればいい
ひとつは花、ひとつは君
花は君に、君はずっとそばに
「Everything is Fine」
顔も見せないで 親不孝ものと呼ばれなにしてんだっけ ねえ
隠せないぜ 変わらないためには もう変わってくっきゃねえ
こんな土曜日は とんとごぶサタデー
あほづらさげて もう やるしかねえ
Everything is Fine, gonna be all right
またゼロになるだけだ 行け
キリがないぜ 感情 乱高下 やっちゃなんねえことこそやれ
行き当たりバッチリだ 飛べ 下見ちゃダメ!!
もう世知辛いぜ 空飛ぶギターに乗って 旅に出ようぜ
恥ずかしいセリフ 恥ずかしげもなく言ったもの勝ちだ
顔洗ったら 行け あほんだら
最短距離で また 這い上がれ
Everything is Fine, gonna be all right
身のほどを知れだと? うるせえ
生きられるだけ生きて ああ愉しかったと野垂れ死ぬぜ
腑抜けども 俺を見やがれ でも 真似しちゃダメ!!
Everything is Fine, gonna be all right
またゼロになるだけだ 行け
キリがないぜ 来世も 乱世 竹槍でマンモスを狩れ
血に塗れた笑顔浮かべ さあ 悪あがけ
Everything is Fine, gonna be all right
冥土の土産なら いらねえ
生きられるだけ生きて ああ愉しかったと野垂れ死ぬぜ
この命 燃え滾らせて “GO!! Everything is Fine!!”
「峠」
身体中からこぼれていく 何一つない窓に映し出す
薄くなる空気に目を閉じる
鳥になる空を見上げて 氷が溶けて流れ出して
ゆっくりと足跡(かたち)を失っていく
君が信じてくれるなら僕も
もう少しがんばれるのにな
峠を越えたら 君に会える
約束のこえを 聞かせてよ
涙で丸い電球がシャンデリアのように輝きました
まぶしくてまぶしくてしかたがありませんでした
羽根のない腕を伸ばして 動かなくなった足を見つめて
消えそうな情熱(こころ)で繰り返す
君が信じていることを信じながら
空に降る星を 待っているのかな
峠を越えたら 君に会える
消えた面影を 見ているよ
君が信じてくれるなら僕も
もう少しがんばれるのにな
峠を越えたら 君に会える
約束のこえを 聞かせてよ
君が信じてくれたから 僕も
この場所に辿り着けたのかな
峠を越えたら 君に会える
夢は 今 叶うのは いま
夢は 今 叶うのは いま
「セイム」
何でもない日に別れがあったり
「ちょっと待って」なんていう間もなく
咲く前に折れちまった枝もある
まあ 俺たちは勝手な生き物だよ
元は同じ 元は同じ
顔は違えど 元は同じ
まだ“どう生きようか”って考えてる
そのうちどんどん陽が高くなって
「ああ、また」なんて憂いてる
どうやったって生きたい動物だよ
元は同じ 元は同じ
元はさりとて 死ねば土
遠い 遠い 遠い山を見てる
低い 低い 低い谷がのぞく
どこかで飛べると思ってる
羽もないのにイメージしてる
ジョナサンが太陽に突っ込んだ
元は同じ 元は同じ
元はといえば同じ光
みんな光から生まれてきたんだ
速いから一瞬なのか
元は同じ 元は同じ
元を辿れば同じ光
ああ 眩しいな 何にも見えないや
生まれたところに帰るんだな
生まれたところに帰るんだな
「ロックンロールとキリスト教」
叫びたくて叫びたくて 大声を出して歌いたくて
マイク持ってギター持ってステージの上に立ち上がる
屈辱なんてバネにしないぜ ジョイだけで譲位
僕の心を動かしたロックンロールというやつが
ここにあってそれをやる自由が僕にもあるのです
わかるだろう? もうまともじゃいられないぜ
愛想だってロクにまけたことねえし ねえ
地球(ここ)に馴染めるか?俺は異星人なのか?
笑えたら勝ち組か?楽しんだもん勝ちなのか?
ならば泣きそうになりながら笑う俺は 何だ?
暴れ乱れるダスト 止まらないクエスチョン この夜に!チェスト!
男らしくない君も 正真正銘 男だろ
女らしくない君も 正真正銘 女だろ
らしさなんて蹴り飛ばして 人間(そのまま)で ゴー
何もかもまったく 嘘くせえ 夜だ
あんた幸せかい? いったい何が楽しいんだ?
生きてきたことだけで 息をしているだけで
勝ち組じゃダメか?やっぱなんかなきゃ価値はねえのか?
まあ茶でも飲みレスト 飲み込めぬクエスチョン ゴミ箱に!チェスト!
消えちまいたくなる 夜もあるけどね
だけど それでもね この夜を突き抜けて
もうどうしようもないくらい 僕は僕であること
止めることできないもうこのままで行くしかない
いろんな気持ちになる 僕はまだ 生きている
嫌なことも全部 全部 全部 全部 歌にする
起死回生のキャスト 俺からサジェスチョン また会おう!チェスト!
おおまかな予定
7月18日(土)東京都世田谷区界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
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ばっちこい人類!!うおおおおおおおおお!!


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