「長子優先」進む欧州の王室、今後は続々と女王が誕生する可能性も さて日本は

2026年7月18日 06時00分 会員限定記事
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 改正皇室典範は17日の参院本会議で、立憲民主党など5党派が反対する中で成立した。「女性皇族の婚姻後の皇族身分保持」と「旧11宮家の男系男子の養子縁組」を可能とするのが柱で、養子の子が男性なら皇位継承資格を有すると定めた。高市政権は「数の力」を背景に、皇位の男系継承を堅持する改正を押し通し、女性・女系天皇への道を事実上封じ込めた。

皇居宮殿、奥は宮内庁(資料写真)


  ◇

◆女性天皇が活躍した日本の歴史

 日本の歴史をひもとくと、過去に実績ある女性天皇は存在し、近年再評価される見方もある。世界に目を向けても、女性が王位に就く傾向は欧州を中心に増えており、日本の在り方は世界の潮流から逆行する一面もある。 
 政府の説明資料などによると、女性天皇は奈良時代以前と江戸時代に8人が存在した。このうち、2人は2度にわたり即位。かつては皇族間の結婚も多く、いずれも男系(父方が天皇の血を引く)女子ではあるものの、女性から女性へ皇位のバトンを渡す「女系」に似たケースも700年代の元明、元正天皇であった。
 初の女性天皇として即位した推古天皇につ...

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