国旗損壊罪法案は、自民・維新に加えて国民民主・参政の4党が共同提出したもので、衆議院の内閣委員会ではチームみらいも賛成に回り、昨日の参議院の内閣委でも賛成多数で可決された。
もはや、予想を遥かに超える大軍だ。
おまけに世論調査をすると、どうしても賛成が多数になってしまう。
・FNN世論調査:罰則付きの「国旗損壊罪」新設、賛成61.7%(前月56.9)
fnn.jp/articles/-/107…
・時事世論調査:国旗損壊罪「必要」56% 内閣支持層は7割近く
jiji.com/jc/article?k=2…
私は漫画家出身ということで、「表現の自由的には、法案自体が無い方が不安は少ないのだが、止められない場合でもなるべく無害化し、できれば少しでも(反規制側に)押し戻す」という方針で活動してきた。
x.com/KenAkamatsu/st…
x.com/KenAkamatsu/st…
・・・しかし、もはやあの大軍は止められない。
我々慎重派・反対派は、敗戦必至である。
こういう時どうすべきか?
(A)最後まで100%反対する。
(B)少しでも変えてもらう交渉を行い、最終防衛ラインだけは死守する代わりに賛成に応じる。
実は、Aは自分の意見がまるで反映されない。
Bで、例えば自分の関係するジャンル(創作物)だけは規制から除外してもらったとする。ネットで「漫画・アニメ・ゲームしか守らないのか!もう二度と表現の自由とか口にするな!」と言われても、今回少しでも変える交渉をしたのは党内でもたった2~3人だけであって、これをやらなかったら創作物も普通に規制対象になっていた可能性がある。
「実際の条文に”漫画”とか”アニメ”という単語が無いので無駄だったのでは」という指摘もあるが、立法者意志として、序盤からはっきりと具体例の確認や答弁を残しておくのは重要で、別に無駄ではない。
今回は、結果として(他党からの援護射撃もあって)第2条2項も削除され、かなり無害化できたように思う。
結論。
もはや法案を止められないことが分かった場合、私は
(B)少しでも変えてもらう交渉を行い、最終防衛ラインだけは死守する代わりに賛成に応じる。
を選ぶ。
ただし、何とか止められそうなら、もちろん止める。
実際に「(年齢による一律の)未成年SNS規制」は、今国会では完全に止めることができた。
他党から出てきたあの議員立法にも、当然反対する。
本日は、朝8時から「国旗の損壊等に関する制度検討PT」。私は漫画家出身ということで、特に「創作活動への萎縮効果」を招かないようひな壇(事務局)を説得してきました。表現の自由的には(法案自体が)無い方が不安が少ないのですが、止められない場合でもなるべく無害化しておく必要があります。