現在
これこそが、今だと、思っている今すら、今に過去に減り込み、今に収斂されていくだけだから、辞める事を辞めて、今に続ける事だが、今ここと促されるものから解放され、崩壊していくだけの事実を、置き去りにして次々と飛び越えるしなやかな脚や、全ての濫觴のようなフリをして、今を支配する偽物の神や、進化の過程を飛び越え、爆発的に成長を遂げた生命の不確かさや、災難やら、形式的なものに囚われては、今に手懐けられていくほどに、補填されたり、補完されたりするものに苛まれ、境目なんかを気にしては、艱難辛苦が迫る憎しみの世界や、あらゆる慈しみや、今を紡ぐ鳥の嘴や、サイレンが唸る深夜、信用などを謳う強迫的な君たちの内部に襲いかかる災厄のような、恋の終わり、心の空白の中で蠢くメタファーや、あらゆる猜疑心や、今に乱用される欺瞞や不満や、複雑で幼稚な答えを超越するための愛や、あらがうほどに食い込む値や、用いられる秩序を打ち砕くためのハンマーや、排斥される理由や、遠退く思いや、拙い思いの修復や、偽善者たちが弔う季節の残骸、退嬰的な君たちの楽園では、争い事が絶えないし、生まれるのは、憎しみばかりだし、俗悪な連中が生み出した正義による犠牲や、規制されるだけの毎日に迫る意味や、言い訳ばかりの日常や、ぬくもりあるリアルな日々の欠如、震える事により、反響していくものが、次々に膨張し、始まりと交わるために、破裂しては、終わり、また、始めるためだけに、同じような時間や主観を生み出しては、変わらずに生み出されるものを攪拌し、もう一度同じように、同じ事を繰り返し伝えるために、喚き戯れ、連動するものが、次々に波及し、その波に乗るサーファーたちが、次々と意味を伝えては、今に全てを復旧させる。



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