テレビのニュースにもなった

結局、妻子がいることがバレてしまい、相手に訴えられ「情報漏洩」も明らかにされてしまったわけだが、ここで、阿南氏が妻と結婚した5年前に時間を巻き戻してみたい。阿南氏の結婚は「検察夫婦」というニュース性もあってか、妻の地元・名古屋でも注目を浴び、愛知県の地元放送局「東海テレビ」が結婚式の模様を報じていたのだ。

ニュースの概要は以下の通りだ。

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<名古屋城の正面に建つ名門ホテル「ナゴヤキャッスル」。1969年開業、皇室も利用した由緒あるホテルは、建て替えのため休館を控え、最後の時を惜しむ人々でにぎわっていた。

そのロビーで、ひときわ幸せそうな新郎新婦がいた。>

ここで、当時30歳だった阿南元検事とその妻が紹介される。妻とは司法修習生時代に出会い、彼の「一目ぼれ」から始まった恋だというエピソードに触れながら、この結婚式がコロナ禍で延期され、数カ月遅れで開かれたものであることがナレーションで伝えられる。披露宴のモニターには、こんな文字が映し出されていた。

<法律順守とコロナ予防を誓った結婚披露宴>

その後、新婦がこう締めくくり、ニュースは終わる。

「今日が人生で最高の1日です」

格式ある空間で、法律を守ることを誓い、ニュースとして取り上げられた若き検事が、後に「法律を破り」「家庭を偽り」「世間の信頼を裏切る」存在として報じられるとは、皮肉としかいいようがない。

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