第2話

‎🤍 高熱我慢
3,250
2026/03/23 17:39 更新
ー勇斗sideー


朝、楽屋に入ったときから、なんとなく違和感があった。
いつもならソファの端でスマホをいじってるはずの柔太朗が、今日は画面をぼんやり眺めてるだけで、指がほとんど動いてない。

「珍し。ゲームしないの?」
そう声をかけると、少しだけ顔を上げて、いつも通りに「してるけど」と短く返された。

でも、よく見ると。
操作してるはずの手は、どこか鈍くて。
一瞬だけ、視線が揺れた気がした。

「そっか、邪魔してごめん」そう伝えた。
一人でなんでも背負わなくてもいいのに....


ー柔太朗sideー


楽屋に入って、いつもの場所に座る。
とりあえずスマホを開いて、いつも通りゲームを起動した。

画面は見えてる。
キャラも動いてる。
なのに、指がうまくついてこない。

……まあ、大丈夫だよね。
寝不足なだけ。

ぼんやりした頭のまま操作していると、勇ちゃんに声をかけられた。
「珍し。ゲームしないの?」

一瞬だけ間が空きそうになって、すぐに口を開く。
「してるけど」

短く返す。
それで終わるはずだったのに。

「そっか、邪魔してごめん」

そう言われて、ほんの少しだけ胸が引っかかった。

いつもなら、こんなことで謝らせたりしないのに。

……別に、気にするほどじゃない。
ちゃんと、いつも通りやれてる。

そう思って画面に目を落とす。
でも、指先に力が入らない。
視界が、ほんの少しだけ揺れた。

——大丈夫。
まだ、バレてない。










ーーー 一旦きります! ーーー
チャッピーに聞きながらやってるので大目に見てください!
リクエスト待ってます🎶詳しくシチュエーション書いてくれると嬉しいです

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