ダム決壊の調査報道削除 中国、当局が命令か 放流ゲート故障など複数の問題点を掲載

ダムが決壊し、水没した中国広西チワン族自治区南寧市=7月6日(新華社=共同)

中国広西チワン族自治区南寧市で今月、26人が死亡、7人が行方不明になったダムの決壊を巡り、中国の週刊紙、南方週末がインターネット上に掲載した調査報道の記事が掲載翌日に削除された。放流ゲートの故障など複数の問題点を伝えていた。香港メディアが16日伝えた。批判を避けたい当局が削除を命じた可能性がある。

南寧市では4~6日、台風10号に伴う豪雨でダムが決壊し洪水が発生した。記事は五つの放流ゲートが故障で完全に開かなかったとするダム関係者の証言を報じた。水を所定の区域に自動で排出させる緊急設備も機能せず、上層部へ指示を仰ごうとしたが、連絡がつかなかったと伝えた。

中国では政治的に敏感な内容の記事の削除が繰り返されている。(共同)

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