横浜市戸塚区の障害者支援施設「朝日塾」で、職員が入所者に対し暴言を吐いたり、必要な手続きを経ない不適切な身体拘束をしたりしていた疑いがあるとして、市は16日、施設を調査していると明らかにした。
市によると、身体拘束をする場合には家族の同意を得た上で、理由や方法を記録する必要があるが、そういった手続きを怠っていた疑いがある。市は15日に立ち入り調査を行い、施設側から状況を聴取。今後、行政処分を含めて検討する。
朝日塾によると、入所者に感染症の疑いがあった際、居室に隔離してドアをつっかえ棒で閉鎖。保護者には電話連絡のみで、承諾書などを作成していなかった。代表者は取材に「書類作成が必要だったのか、行政と相談したい」としている。職員が入所者に「おまえのせいで無駄な時間を取らされている」などと発言することもあったという。
朝日塾は社会福祉法人「朝日の里」が運営。定員50人で、重度の知的障害者が入所している。