佐賀県地域公共交通活性化協議会は14日、佐賀市と福岡県久留米市を結ぶ路線バス「江見線」の運行を10月1日から「ジョイックス交通」(神埼市)が引き継ぐことを盛り込んだ計画改正案を承認した。西鉄バス佐賀の撤退に伴う措置。今後は国の認可取得に向け手続きを進める。
佐賀県や市町、運行事業者らが参加して開かれた「佐賀県地域公共交通活性化協議会」。江見線の運行事業者変更などが議論された=佐賀市のグランデはがくれ
佐賀県地域公共交通活性化協議会は14日、佐賀市と福岡県久留米市を結ぶ路線バス「江見線」の運行を10月1日から「ジョイックス交通」(神埼市)が引き継ぐことを盛り込んだ計画改正案を承認した。西鉄バス佐賀の撤退に伴う措置。今後は国の認可取得に向け手続きを進める。
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江見線は、西鉄バス佐賀が運転手不足などを理由に3月26日に廃止を届け出ていた。沿線の佐賀市、神埼市、みやき町が共同で、公募で選んだジョイックス交通に運行を委託する。委託は10月1日から2031年9月までの5年間。路線や停留所、運賃、運行時刻、運行回数は現行のまま引き継ぐ。
一方、佐賀側の起終点は現在の佐賀第二合同庁舎から佐賀駅バスセンターに変更する。現在支払いに使える交通系ICカードは「キャッシュレス決済の導入等を検討する」との表現にとどめた。
また、本年度が最終年度となる県地域公共交通計画に関し、次期計画の策定スケジュール案が示された。骨格となる基本方針を8月末に、素案を10月末に決定し、本協議会で12月に議論するとした。
これに対し、「基本方針や素案の決定こそ本協議会でやるべき。全て決まった後、パブリックコメントの直前に見せられても議論の余地がない」との意見が出た。会長の寺田博文・県地域交流部長は「(計画策定が)どうあるべきかを含めて改めて議論したい」と応じた。(大橋諒)