新潟県立高校の10校を5校に統合 2030年度の再編計画で
新潟県立高校の再編について、県教育委員会は9日、2030年度に10校を5校に統合すると発表した。3学級以下の小規模校が県立高校の約半数に上っており、県は再編を急ぐ考えだ。
県は、県立高校の規模や立地に関する10年間の中期計画を定めている。それを踏まえ、具体的な再編を決める4年ごとの計画を毎年策定している。
25~34年度の中期計画では、県内を六つのエリアに分け、各エリアに①1学年あたり4学級以上の普通科系高校②1学年あたり3学級以上の専門系高校(総合学科を含む)③通信制や定時制を柔軟に学べる高校――を1校以上配置する方針を定めている。
この方針を踏まえ、県はこの日、26~30年度の再編計画を明らかにした。
下越では、定時制の荒川高校(村上市)を同じ定時制の西新発田高校(新発田市)に統合し、西新発田高校に定時制と通信制課程を併置する。
中越では、定時制の堀之内高校(魚沼市)を小出高校(魚沼市)に統合し、小出高校に「医療福祉コース」(仮称)を新たに設ける。さらに、八海高校(南魚沼市)と塩沢商工高校(南魚沼市)を統合し、統合校には通学コースとオンラインコースを設置する。
上越では、糸魚川高校(糸魚川市)と糸魚川白嶺高校(糸魚川市)を統合し、単位制による普通科高校を新たに設置する。
佐渡では、定時制の佐渡高校相川分校(佐渡市)を佐渡高校両津キャンパスに統合し、両津キャンパスに全日制と定時制課程を併置する。
昨年度の再編計画で決まった県央工業高校(三条市)と三条商業高校(三条市)の統合について、県央工業高校の校舎を使うことも新たに決まった。
県内には、新潟市立の高校が3校、私立高校が19校ある。各県立高校の募集定員は、私立高校などの状況も踏まえて10月に公表する。
2030年度に統合する県立高校
1.荒川を西新発田に統合
2.堀之内を小出に統合
3.八海と塩沢商工を統合
4.糸魚川と糸魚川白嶺を統合
5.佐渡相川分校を佐渡両津キャンパスに統合
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