東邦大、赤ちゃんが「撫でられて落ち着く」仕組みを解明
【プレスリリース】発表日:2026年07月07日
赤ちゃんが"撫でられて落ち着く"仕組みを解明
撫でられると、なぜ赤ちゃんは落ち着くのでしょうか。また、その仕組みはどのように発達するのでしょうか。この身近な疑問に、研究から新たな手がかりが得られました。
東邦大学医学部の吉田さちね講師と船戸弘正教授らの研究グループは、背中を撫でることで、ヒト乳幼児も離乳前の仔マウスも自発的な動きが減り、おとなしくなることを発見しました。仔マウスでの詳しい解析から、撫で続けることで、心拍数の低下・入眠促進・ストレス反応の緩和が確認されました。一方、母マウスとの触れ合い経験が乏しい人工的に育てられた仔マウスでは、背中を撫でてもこうした変化は見られなかったことから、"撫でられて落ち着く反応"は、生後早期の触れ合い経験を通じて発達すると考えられます。また、この反応には、脳の視床下部で発現するCacna1b遺伝子が関わることも明らかになりました。
本成果は、生後早期の養育者との触れ合いが乳幼児の心身発達に与える影響を科学的に理解する一助となるほか、根拠に基づく育児・保育の実践への応用が期待されます。
この研究成果は、2026年4月10日に学術誌「Communications Biology」にオンライン先行公開され、7月3日に本公開されました。
※以下は添付リリースを参照
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添付リリース
https://release.nikkei.co.jp/attach/709526/01_202607071705.pdf
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