首相、水俣病「過去の問題と考えず」
安倍晋三首相は18日の参院本会議での各党代表質問で、水俣病について「私は過去の問題とは考えていない」と表明した。水俣条約を巡る国際会議に自身が送ったメッセージで、水銀の被害を克服したと受け取れる発言に一部から「被害は克服されていない」と反発が出ているのを受けて釈明した形だ。共産党の市田忠義書記局長への答弁。
メッセージについて「水俣の人が環境先進地域をめざし努力してきたことを踏まえた」などと説明した。
結婚していない男女間に生まれた婚外子(非嫡出子)の相続分を法律婚の子(嫡出子)の半分とする民法の規定については「(規定削除を求めた)最高裁判決の趣旨を踏まえ、見直しを検討している」と述べた。政府は今国会に民法改正案を提出する方針だ。
3日間にわたる衆参両院の代表質問は18日で終了した。国会は21日から国政の重要課題について首相や閣僚らと各党の質問者が質疑応答する予算委員会の論戦に入る。