東大病院、10月に本部直轄に移行 名称も「医学部付属」外す
東京大学は15日、医学部付属病院の医師らが絡む汚職事件を受けた再発防止策の進捗状況を公表した。同病院は10月から本部直轄にし、名称を「東京大学病院」に変更する。病院内に改革を担う組織を新設するとした。
藤井輝夫学長は同日の記者会見で「自浄作用を発揮する組織文化を醸成し、定着・発展させたい」と述べた。
東大は政府から巨額支援を受ける「国際卓越研究大学」への認定を目指しているが、相次ぐ不祥事の影響で審査継続とされ、ガバナンスの強化を急いでいる。
病院には外部資金の受け入れ審査や管理を担う部門も新設する。大学全体で教員の懲戒手続きを迅速化し、懲戒処分までの期間を現状の約5分の1の6カ月に縮めることを目指す。
東大は改革の進捗を確認するため、外部弁護士による「再生モニタリング委員会」を設置。同委は東大のこれまでの取り組みについて「おおむね妥当」と評価した。
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