10月11日は少女の権利向上のために国連が設けた「国際ガールズデー」。世界的にみてもジェンダー格差が大きいとされる日本で、少女たちが自らの生き方を選びとるには何が必要なのでしょうか。品川女子学院(東京都品川区)在学中に生理について発信する団体を立ち上げ、いまは東京大でジェンダーなどを学んでいる吉田朱里さん(20)に、思いを聞きました。
性差別のない社会を目指す運動「フェミニズム」の考えに関心を持ったのは中学2年のころ。将来のことを考えたときに、性別や貧困などの自分では選べない事情で不利になっている人を救いたく、国連で働きたいと考えました。先生から「まずは、なぜそんな社会状況があるのかを勉強したほうがいい」と言われ、学ぶなかでフェミニズムに触れました。
高校では、生理について正しい知識と理解を広げるための有志団体「CLAIR.」を立ち上げ、男子校で生理の授業などをしていました。実際の課題に接し、社会を変革したいという気持ちが強くなりました。
現在は東大文科一類で政治・法律やジェンダーについて学んでいます。
女子校と環境変化 なくした自信
実は、学内は「ジェンダーを勉強している」と言いやすい環境じゃなくて、隠していたんです。ジェンダー学の授業でも、フェミニズムに対して攻撃的な質問をする男子学生がいました。先生が「なぜ東大は女子が少ないのでしょうか」と問うと、「女子がバカだから」と発言したりとか。本人は事実を言っているだけ、という感覚なので悪気はないようです。もちろん先生方はそれに対して注意しますが、「あ、私は歓迎されてないんだな」と感じました。そもそも東大の女子学生が2割しかいないとは思いませんでした。
フェミニストについて「怖い…
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