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はじのこと

いま、
全体的に、全方向へ向けて
不義理を重ねているな
って、思ってしまってます

プライムセールで買う物のリストを作っている時に気づいたんですが、リストを操作をするところで一瞬指が止まる、そういう詩集があるんですよ

これは、心に引っかかっているせいだなという懺悔です、懺悔


恥をさらすようですが、わたしは、その詩集の著者である、先輩詩人ご本人から頂いたその作品を紛失していました
連絡先もなくしてしまうし、近年は年賀状自体を誰ともやり取りをしていないし、
(立ち上がって)
もう一度本棚を確認するも
(やっぱりない)
と、ご本人からいただいたあの詩集を紛失したこと
申し訳なく思っているという状態なんであります


物をなくすタイミングがありまして
わたしは、短期間に計9回の引越しをしているんですが、そのたびに大事な本や連絡先や餞別の記念品なんかを、うっかりなくしてしまうんです
荷解きをしたときには気づけないんですが……しばらく次の場所で暮らし、ずいぶん時間が経ってから気づいて、いつも雷に打たれたようになります
「あれがない……」と
すごい人数の寄せ書きが入った記念品がないし、写真撮影で協力した本がないし、手作り手製の(いつかものすごく自慢できること確定な)コピー本、全部鮮明に覚えているけど、今の家で探してみて、肝心のものがない

ずいぶん遅れて「全体的に、全方向へ向けた不義理をしているな」
と、懺悔するほかありません


詩集の話に戻りますね

マイミクという言葉をご記憶の方、結構いらっしゃるかと予想しますが
(かつて一世を風靡した日本最大のSNS、MIXIで、お互いにOKした友達登録のことをマイミクといいました)

そこで、大変よくしてくださった先輩の詩人の方がおりまして、
当時その方は投稿詩人で、個人詩集を出版するのはそれから何年かあとだったんですが、
とにかく
その頃に読んだその方の詩に完全にやられましてね、「ロシア」と題されたその詩を読んで
「先輩これは凄すぎます!わたしは絶対に詩人の血じゃない、こんなすごいの絶対に書けない!」と
つくづく思い知った(感嘆した)記憶があるんです

その方は、本当に気さくにやり取りをしてくださったり、時には公募用に書いた小説の原稿をこっそり読ませていただいたりして
あれが初めて現代詩のジャンルに接近した経験だったんだなと、今になって痛感します
わたしがアホだから、事の重要性をわかってなかったんだなって、今はわかりますよ

その後わたしはMIXIを徐々に卒業し、日本語サービスが始まったTwitterを主戦場にしていきました
Twitterでは、まだ何者かもわからない、無名だけど面白そうな人を探して接点を作り、それを仲間内の創作系の人とつながるように話題を振って巻き込んでいくようなことをしていた中で、声をかけたうちの女の子のひとりが、その方の第一詩集の表紙を担当することにもなりました

(今では絵を描いた女性も、本屋さんで著書を見かける作家先生です)


そしてまた、もう一度今の家の本棚を確認するも、やはり見当たらないあの詩集
はぁ、不義理でしかない……
ご本人にいただいた特別な本を紛失するとは……

そして、
最近買った現代詩手帖のバックナンバーで、新たな詩集が出ていたことを知ります

即、ブックマーク代わりの買いたい物リスト入りです

なんで知らなかったんだろう、と思って発売日を見ると、わたしが、例のもらい事故のような状況の只中に投げ込まれ、日々難しい状況に追い込まれていったまさにその時期……
これは気づくとか無理でしたわ

その時期は、かろうじて(表面上だけの)平静を装ってのやりくりや、交友関係ギリ無茶しつつ維持できるようにするチャレンジが始まっていて、最終的に悪化させてしまう流れの中にいて、余裕はなかった(具合を悪くしたことは今でも明確には公にしないままです── 周囲が気づかないふりしてくれてるだけかもしんないけど)
でも、それとは関係ないところでちゃんと世の中は動いていて、こうやって新詩集も出るし、感動するなあっていうことを素直に思えます

うん、全部注文したいな
ところが、指が震える
なんでだろうな、これは無関係なのに、いろんなことの記憶がごちゃごちゃに接続されて飛び回ってつらくなる

対処をして、落ち着きを待つ
このあたりの強い症状は、実は実家の家族にも誤魔化してて、ちゃんと言ってない(隠している)

正直、周囲は全員知らずに、普通に暮らしてて欲しいなと思うんですよ
心配されるのさえ負担なので、みんな自分の人生を楽しんでて欲しい
気にかけられたくないんだよな、気にされることさえも負担になるからっていうのが自分の気持ちで


さて
少し落ち着いてきて、いったん考えを離れてAmazonセールをうろうろして
気分のよくなる物をカートに入れていきます
たとえば幼少の頃の(当時は手に入らなかった)思い出のおもちゃとかを、眺めていく

これはなぜかいい作用があるようで、当時の思い出が、懐かしさと共に穏やかな気持ちを運んできてくれる
買っちゃおうかな……とまたカートへ
予算に限度があるからあとで大体リストから削るんだけどね
でも、とりあえず落ち着く気のするコレクションをカートに増やしていく
こういう懐かしいものを見てると、ちょっと楽になるのはなんでだろう


本当にね、この記事、恥ずかしいことばかり書いているんだけど
一応、言葉にできてよかったと思います

なくしたものをもう一度取りに行くターンが、できるだけ早く来るといいなって
そんなことを願いつつ……
何か子どもの頃の自分を喜ばせるものを買おうかなって思っているところです

※この記事にはAmazonアソシエイトリンクが含まれます(念のため掲示)

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