米、ICC脱退を働き掛けへ 日本にも判断要求か
【ワシントン時事】ルビオ米国務長官は13日、米国の主権を脅かしているとして、国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)から脱退するよう加盟国に働き掛けていく方針を発表した。ICCの権限乱用などを主張していく考えで、日本政府も判断が求められそうだ。
米国はICC設立条約の締約国ではなく、かねてその管轄権は及ばないと主張してきた。トランプ政権は米兵の戦争犯罪捜査を巡る決定などに反発し、ICCの裁判官や検察官らに繰り返し制裁を科していた。
ルビオ氏は13日に公開した動画で「ICCは銃弾やミサイルではなく、法令やいわゆる国際法の力を使い、米国に戦争を仕掛けている」と非難。「米国の主権を奪えると考えているならば、その真の意味を思い知らせる」と警告した。