バーバラ・マーシニアックの『プレアデス+かく語りき』を読んでみた
バーバラ・マーシニアックは、プレアデスからのメッセージを伝えることで知られるアメリカのチャネラーです。
プレアデスとは、プレアデス星団を住処とする異星人たちの総称。地球人の先輩のようなものであり、古来、地球の歴史に干渉し、その発達を支援してきたとされます。
バーバラとプレアデスとのコミュニケーションは、1988年に始まりました。
彼女の代表作が『プレアデス かく語りき(原題:Bringers of the Dawn)』。
プレアデス人から受け取った霊的な教えや人類の進化、意識の目覚めについて語られたスピリチュアルなメッセージ集です。
プレアデスが語る人類の歴史 30万年前に何が起こったか
『プレアデス+かく語りき』はまず、地球における人類の歴史を語るところから始まります。
プレアデスはいわゆる「神」のことを、根本創造主と呼びます。
根本創造主は、自己探求と自己表現のために、数多くの宇宙を創造しました。
それぞれの宇宙にはそれぞれのテーマがあります。たとえば、われわれの住むこの宇宙のテーマは、自由意志です。
そして根本創造主の延長存在として、根本創造主から創造の力を与えられた存在たちがいます。本書ではその存在のことを「創造神」とか「創造主」とかの名前で呼んでいます。
やがて彼らは、地球という星を、宇宙の情報交換センターにしようと思いつきます。
こうして地球は宇宙の図書館になりました。すでに50万年前には、地球には高度な文明が栄えていたそうです(レムリアやムーでさえ現代の歴史に属します)
しかしここで思わぬ方向に事態は進み始めます。
地球の所有権をめぐって、創造主たちのあいだで争いが発生したのです。
地球に生きた図書館を作るというプロジェクトは、やがてその所有権をめぐって争いが生ずることとなりました。一部の存在にとってそれはきわめて魅力的なものだったのです。地球の誕生当初、その所有権をめぐって宇宙で戦争が展開されました。皆さんは、誰が地球を所有しているかなんて考えたことがありますか。地球は不動産として最高の物件です。宇宙において、これが誰にも所有されずにあるなどということは不可能です。
そして地球は、一部の創造主に乗っ取られてしまいます。
争いが始まり、地球は二元性が支配する場所となりました。地球は自由意志の空間でしたから、好きなことを何でもやる権利のある創造神たちがやってきて、地球を支配するにいたりました。私たちはこれを地球の“乗っとり”と呼んでいます。これは、ウォールストリートの企業の乗っ取りと同じことでした。これらの創造神は約30万年前に地球を乗っとりました。これは、歴史的に見ると、皆さんが人類の歴史の始まりと呼んでいる時期に当たります。しかし、これは皆さんが、現在、歴史の始まりであると教えられている時期であるにすぎません。実際は、三〇万年前というのは、人類の歴史の後半、現代の始まりなのです。
プレアデスいわく、この創造神たちこそが、聖書や世界各地の神話で語られている神的な存在にほかなりません。
彼らは人間のDNAを組み替えて、周波数(振動数)を制限します。もともとは12束だった人間のDNAが、現在の2束へと加工されたのでした。
これによって人類は、ごく狭い周波数のなかでしか生きられないようになりました。
なぜそんなことをしたのかというと、創造神は感情を食料としているからです。
恐れや不安、混乱といった「ネガティブ」な感情を食料源としている創造神たちは、そのエネルギーを確保するために、人類を狭い周波数のなかに閉じ込めたのです。
地球のアセンションと光の反攻
とはいえ、地球を図書館として最初に計画した存在たちも、創造神による乗っ取りを許してはおきませんでした。
長い時間をかけて、光が地球を取り戻すプロジェクトを進行させていたというのです。
彼らは光の家族を招集し、内部に潜入し、一人ひとり、人間として肉体をもって生まれ変わり、創造の宇宙光線を通してもたらされる、情報である光を、光が失われてしまった地球にもたらすようにとの任務を課しました。
地球に生まれた存在が、地球に光をもたらすには、どんなことをすればいいのでしょうか?何をすれば任務達成したことになるのか?
特別に何かをする(doing)必要はない、というのがプレアデスの答えです。
むしろ光を受け入れる存在として、ただそこに存在する(being)だけで、その人生の価値があります。
人々を説得して考えを改めさせるというのは、光の家族としてのあなた方の仕事ではありません。あなた方は、ただ、体制のなかに入り込んで入れものとしての役割を果たすだけです。あなた方の人間としての肉体に創造の宇宙光線を受け入れるだけです。あなた方は人間の変装をして、ある一つの過程があなたのなかで起きることを許すのです。
現代はdoingの価値観で人生を評価し、絶望におちいっている人が多いですよね。
ここにbeingの価値観を導入することは、人間的レベルで見ても大きな意味があると思う。
「生産性」のない人ばかりになる高齢社会、人間の仕事がなくなっていく人工知能社会、このような環境では、beingの生き方と直面せざるをえなくなるでしょう。
本書ではプレアデスらが「光」と呼ばれ、乗っ取りやの創造神が「闇」と呼ばれます。
光や闇というと、それぞれ正義と悪者みたいなイメージが湧きますが、そういう価値判断のもとで語られているわけではありません。
プレアデスが言うように、光とは情報です。言いかえれば光は知です。
創造神は情報(光)を制限することで人類を狭い世界に閉じ込め、負の感情をエネルギー源としていますよね。
だから闇と呼ばれるわけです。
逆に人類をその制限から解放し、情報(光)を与えようとする側が光と呼ばれます。
別に善と悪があるわけではないです。
また闇の側も根本創造主(真の神)に属する存在です。
光の神と闇の神が戦っている的なゾロアスター教的、あるいはグノーシス的な世界観は、創造神のレベルにしか当てはまらないことです。
根本創造主の次元から見れば、光も闇もおのれの内に存在しています。
おそらく古代のグノーシス主義者たちは、プレアデスのような存在から、地球と人類の歴史を教わったのでしょう。
しかし時代の制約のため、それが完全な形では表現されなかったのだと思われます(現代人が受け取っている情報も初歩の初歩でしょうけれども)
プレアデスの情報とグノーシスの突き合わせ作業というのはかなり興味深いので(しかも学者じゃ表立って行えない)、これからやってみようかと思います。
その他の興味深い情報を紹介
本書には他にも興味深い情報が色々と書かれています。
以下、その一部を紹介してみます。
神と一体となる経験について。
地球に住む多くの人々が、神と一体になったことがあると感じています。この人たちは神の一部と一体になったということはあるかもしれません。その神の一部とは、その時点で彼らの振動数に一番合っていた部分だったのです。根本創造主のもつ全体の振動数は、肉体を一瞬のうちに破壊してしまうでしょう。普通の存在の肉体では根本創造主のもつ情報をすべて体内に入れることは不可能です。
古来多くの神秘主義者が「神と一つになること」を語ってきました。
しかしプレアデスによると、それは一種の錯覚だというんですね。
神はもっと巨大なものだと。神秘家たちは、神の一部ないしは神の下に位置するなんらかの霊と一体になったにすぎないと。
ポータル(門)について。
地球には、さまざまな種や、宇宙の創造神が地球に入ってくることを可能にしているポータルが昔からいくつかありました。現在、その支配権をめぐって戦いが行われている巨大なポータルの一つが中東のポータルです。
この地域が文明の発達地点であったのはこれが理由らしい。
シュメール人のメソポタミア文明は宇宙の植民地だったといいます。
努力について。
もし努力することなく、楽々と実現できないのであれば、それはもう忘れよう。もしも、あまりにも努力が必要に思われる仕事があるとすれば、そのやり方がおかしいということなのです。あることが努力することもなく、いともやすやすと実現するとき、それは正しいやり方です。
人生哲学についてはバシャールと共通することが語られています。
思考が現実を創造する。思考が出来事を呼び寄せる。
感情について。
あなたは、どのように感じたらよいのかが分からないというのではありません。何らかの感情を体験しているときに、その気持ちをどうしたらよいのかが分からないだけなのです。そのような気持ちは、あなたの内部に無力感を呼び起こすために、自分の気持ちと、「あ、いけない、間違えちゃった」という感じとを結びつけて考えてしまうのです。」
プレアデスは、霊性を理解するためには感情が不可欠だと説きます。
そして異なったパラレルワールドの自分とつながるためにも感情が必要だと。
ミステリーサークルについて。
ミステリーサークルは、各大陸に配置されていて、周波数の帯を地球の周りで動かし、それによって、地球のグリッドワークの活性化が進むのです。
ミステリーサークルはUFOが降りてきて幾何学を描いたとは限らず、むしろ知性そのものが波の形をして地球にやってきて、なんらかのメッセージを残している場合があるといいます。
そこにはジョークのようなものさえも含まれていると。
また幾何学は知性であり体験の総体であるとプレアデスは言います。
空海が重要視したような密教の「曼荼羅」は、おそらくこの次元で理解すべきものなんでしょうね。


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