固執
マルチバースにより、絡まった精神を、引き伸ばしたり、その場に貼り付けたりしながら、時空を越えてまで、現れる欠如の波形、生きた証なんかを、そこら中に散りばめて、どこの場面を切り取っても、そこかしこに存在する自らを水増ししたりして、支配されるよりも速く突き抜けて行く自らを労いながら、願いなんてものに逡巡したり、倒錯するよりも、今にもたらされる罪のようなものからかけ離れていき、逸脱し続ける先々では、衝突やら摩耗やらを繰り返しては、今に手懐けられる事もなく、ことごとくの答えから超越し、厭世観を翻しては、つくづくに迫る今という今を、飛び越えるための、しなやかな筋肉を携え、傲慢な輩が、支配したがるだけの今に随える畏怖のようなものや、徒に消費されるだけの、忌々しい現実を退け、遠ざかるのは、過去ではなく、今にめり込んでいくだけの現実を次々に消費し、統計的な憎しみに突き刺さる慈しみの矢により、無関係なものまで巻き込む戦争の後や、絶え間ない暴力に平伏す間に現れるアイロニーや、傀儡と化した君たちの理不尽な毎日に、センセーショナルな事件を巻き起こす間にも、消化しきれない問題やらが入り組んだり、苛立ちやら過ちなんかが絡まり合う毎日や、均等なものすらなく、物事は、すぐさま偏ってばかりいるし、正しいとされるものを、崇めるがあまりに、現れるものに依存したり、曖昧な今という今が、今に埋もれていく合間に、曖昧になっている答えを、未だに信仰している間にも、物事は不安定になってしまい、ままならぬ現在に押しかける君たちに、押し潰されてしまわないように、自分を強く持ったとしても、次々に襲いかかる問題により、悪化していく痛みを抱えながらも、突き進もうとする足取りは、依然として軽いままである。



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