大阪の事件で関わった李博倫受刑者(産経ビジュアル)
山下被告がアイマスクなどを準備
事件当日、山下被告は相馬を車に乗せ、女性を探した。相馬の足元には、山下被告が用意した包丁、目出し帽、アイマスク、タオルが入った袋がある。
事件は夜10時。人気のない住宅街で、帰宅途中の被害者・Aさんを見つける。山下被告は「抑え込んで大人しくさせて俺を呼べ」と指示をする。相馬は袋を持って車を降りAさんを追尾する。山下被告は車のライトを消し、その様子を車で追った。
Aさんがアパートの部屋の前でカギを出すタイミングで、相馬は包丁を突き付ける。Aさんは手を振るなどして抵抗するも、バランスを崩してその場に座り込んでしまう。相馬は背後にまわり、口を塞ぎカギを奪ってAさんを押し込む形で室内に入る。
Aさんはリビングまで押されるもずっと手足をばたつかせ抵抗した。その間、相馬は被告人に電話をするが、山下被告は出ない。相馬が電話をする様子を見てAさんは、さらに仲間を呼ばれるのかと絶望した気持ちになったという。
床に仰向けで倒し、覆いかぶさる形でキスをする。舌も入れてきた。アイマスクをつけようしてきたのも必死に抵抗した。
ふと相馬の力がゆるんだスキに、Aさんは逃げ出そうとした。すると相馬は、そのAさんを追い越して逃げていったという。Aさん宅には包丁、アイマスク、口に詰められたタオルが残されていた。
相馬は山下被告と車で合流し逃走。山下被告は現場に証拠を残したことに激怒し、相馬に対しLINEのやりとりを消させた。そして事件後、山下被告は以下のような文言を検索していた。
〈キスすると 罪〉〈兵庫県警 事件発生〉〈レイプ 証拠は 無罪〉〈共同正犯 立件しにくい〉〈警察 LINE 復元できない〉