送検される山下被告(産経ビジュアル)
「5回してますが捕まってないです」
本記事では、主に兵庫県で行われた事件についてお伝えする。
検察官は冒頭陳述などにより、その犯行態様の非道さを主張していった。なお、前述の通り山下被告は本件を否認しているため、後の弁護人の主張と合わせてお読みいただきたい。
山下被告はネット掲示板にて一緒にレイプに及ぶ人物を募集し、またその手口を指導していたという。
氏名不詳者に対する具体的な送信メッセージが法廷で明かされる。
〈捕まらない方法あります〉
〈5回してますが捕まってないです〉
〈メチャクチャに犯しましょう〉
〈関東のレイプ成功しました。同意書書かせて脅します〉
〈実家の住所聞いて、通報したらヤクザが殺しに行くと脅します〉
その掲示板で、山下被告と相馬は出会った。
2025年5月下旬、山下被告はナンパで知り合ったという女性・Zさんと3人で性交しようと相馬を誘い、相馬宅に押しかけ、その女性と相馬を性交させた。その後から「強姦に興味ある?」などと山下が問いかけ、相馬がそれに応じるようなやりとりが複数回行われたという。
事件の数日前、山下は神奈川県のホームセンターで、犯行に使われた包丁やアイマスクを購入。事件の前日には目出し帽も用意し、相馬を車に乗せて移動しながら強姦の方法を教えた。
具体的には、「女性が1人で部屋に入るタイミングで襲う」「マスクを被って行い、刃物で脅して、女性にもマスクを被せる」「抵抗できなくなったら山下被告を呼んで一緒に性交をする」というものだった。
しかし、その日は女性が見つからず断念した。そして翌日、事件の日を迎える。