現金持参禁止というルールは大事。
ただし、学校にはそれより重いルールが課せられている。
文部科学省は、学校に対して
「活動中やその前後に、適切な水分・塩分補給や休憩ができる環境を整えること」
を求めている。
さらに校外学習では、普段と異なる場所で活動する以上、事故防止の方法や緊急時の対応を事前に教職員間で共有しておく必要がある。
つまり学校が守るべきルールは、単に「水筒を持たせること」ではない。
水筒が空になった場合にも、水分を補給できる代替手段を用意し、児童が安全に帰宅できる状態を確保することまで含まれる。
保護者から事前に「お茶がなくなる可能性」と「購入費を持たせる」という申し出を受けながら、現金持参禁止を理由に拒否するのであれば、学校側が飲料を用意する、立て替える、給水場所を確保するといった別の手段を準備すべきだった。
現金持参禁止という校内ルールを守るために、
国が定めた「必要な水分補給ができる環境を整える」という、生命に直結する上位のルールを破る。
それは規則を守ったのではなく、守るべき規則の優先順位を間違えたということだと思う。
遠足中に「お茶買えず」、帰宅した児童が熱中症 公立小側は責任否定
nikkei.com/article/DGXZQO…
母親は担任に「お金を持たせるので水筒のお茶が無くなったらお茶を買い与えてほしい」と伝達。現金持参に否定的な担任は当日拒否。責任を巡り争っています。