7/13(朝) 本日の市況と解説コラム

7月10日の米国市場は、来週から本格化する第2四半期決算への期待や原油高の一服を受け、主要指数が揃って続伸しました。この日米国市場へクロス上場した韓国の半導体大手SKハイニックスの好調な出だしも刺激材料となり、半導体・ハイテク株を中心にリスク選好の買いが継続。ダウ平均は前日比149ドル高(+0.3%)の52,637.01ドルと続伸し、S&P500は0.4%高、ナスダック総合指数も0.3%高と主要3指数は週末を前に揃って上昇しました。

6月後半以降の日経平均ですが、日々のボラティリティは相変わらず激しいものの、週の終値ベースで見るとおおむね69500円前後で推移しています。

ザラ場は大きく上下に揺さぶられていますが、終値として見れば横ばいのレンジ傾向と言えます。こうした環境のなか、今後の大局的な方向性を探るヒントとして、米国市場のデータを2つ紹介します。

まずはこちら↓
これは、中間選挙年における7月のS&Pやナスダックなどの過去データと、今年(2026年)の足元の推移を比較したものです。

過去の平均的なパターン(実線)を見ると、7月の中間選挙年は月を通じて比較的底堅く推移する傾向があります。点線で示された今年の足元の動きを見ると、一時的な上下動はあるものの、概ね過去のデータに沿ったレンジ内での推移となっていることが確認できます。

もう一つのデータはこちら↓
こちらは1980年代以降のS&Pの年間リターン(グレーの棒)と、その年の年中最大下落率(赤の点)を比較したものです。

これを見ると、年間で大幅上昇を記録した年であっても、年中のどこかで一時的に大きなドローダウン(下落)を経験しているケースが何度もあります。例えば、1980年は通年で26%上昇していますが年中に17%下落、2020年も通年16%上昇の一方で年中に34%の下落を挟んでいます(※コロナショックの年)。

こうした一時的な下落局面において、恐怖から途中でギブアップ(狼狽売り)をしていたら、その後に訪れた上昇をすべて取り逃す結果になっていたわけです。

相場が強い上昇基調にあるときでも、一本調子で上がり続けることはありません。データが示す通り、最終的にプラスで終わる年であっても、必ず途中で一時的な下落調整がセットで付いてきます。

「仮に」ここから下落調整があったとしても、それは過去のデータ通りに起こるごく自然な動きといえます。慌てることなく、引き続き冷静に対応していくことが重要ですね(^^)

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