アナグマとは? 生態や特徴、見つけたときの対応を専門家に聞いた

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目次/ INDEX
アロマティカスは香りが良く、ミントの代わりに活用したりハーブティーに使用したりできる多肉植物のハーブです。栽培の難易度は低いのですが、湿気や寒さには弱いなど知っておいたほうがよい注意点も。
この記事では、アロマティカスの育て方や増やし方のコツを中心に解説します。
アロマティカスは、シソ科プレクトランサス属の多年草です。原産地はアフリカ、アジア、オーストラリアの温帯から熱帯地域に広く分布しています。
「インディアン・ボリジ」「キューバン・オレガノ」「スープオレガノ」「スパニッシュ・タイム」など、多くの愛称で呼ばれています。中でも英国名でもある「アロマティカス」という呼び方が広く親しまれています。学名は「Plectranthus amboinicus」です。
アロマティカスはキュートな見た目からインテリアとしても人気です。細かい産毛に覆われたかわいくて丸い葉っぱは、触ってみると肉球のようなプニプニとした弾力が特徴。2015年頃から始まった多肉植物の人気とともに、アロマティカスにも注目が集まるようになりました。
アロマティカスは苗から育てるのが基本です。種まきをしても発根率が大変低く、また国内市場においてはアロマティカスの種が見つけづらいため、「苗」栽培一択です。
葉っぱが黄色くなっているものや茎が茶色く木質化しているものを避けて、きれいな緑色をしており、葉っぱに厚みがあって新鮮な苗を選びましょう。
素材はプラスチック、テラコッタ、ブリキなど様々ですが、最近の人気は「スリット鉢」です。 底から側面にかけてスリット(隙間)が入っており、通気性と排水性に優れています。根腐れを防ぐだけでなく、根が鉢の中でぐるぐる回る(サークリング現象)のを防ぎ、健康な根の成長を促します。
アロマティカスは、過湿に弱い性質があります。根が湿りすぎている状態だと傷むことがあるので、市販の培養土に多肉植物用の培養土を2〜3割ほど混ぜたものでもよいでしょう。
アロマティカスは基本的に肥料を必要としませんが、成長を促したいときや、葉っぱが黄色くなるときに与えるとよいでしょう。与えすぎは逆効果になるため注意が必要です。プランター栽培か、地植え栽培かに合わせて使い分けましょう。
アロマティカスは乾燥に強い多肉植物に近い性質を持つハーブです。サボテンや多肉植物専用肥料も有効です。もともとサボテンや多肉植物向けの肥料が自宅にあるようなら、それを与えてもよいでしょう。
アロマティカスは育てやすい植物ですが、枯らさず元気に育てるためには、適した環境を整えることが大切です。
アロマティカスは日当たりを好むハーブです。日照が不足する場所や室内で育てると、苗が間延びするだけでなく、病気にもかかりやすくなります。また、乾燥を好む性質があるため、湿気の多い環境は避け、風通しの良い場所で育てましょう。
暑さに強いアロマティカスですが、日本特有の高温多湿な気候は苦手です。日本の梅雨時は株の内側に湿気がこもって蒸れやすく、そこから株が傷むことがあります。そのため、梅雨の時期は枝がまばらになるように剪定し、風通しをよくしましょう。剪定で切り取った枝は、水に挿して増やしたり、ハーブティーに使ったりするのもおすすめです。
また、猛暑日が続く真夏は、直射日光を避けられる南向きの軒下などに移します。特に午後の強い日差しが直接当たらないようにすることで、株への負担を軽減できます。
インドやアフリカの暖かな地域で生まれたアロマティカスは、寒さが苦手な植物です。気温が10℃以下になると葉色にツヤがなくなり、やがて茶色くなって枯れてしまいます。春から秋までは戸外で育てられますが、冬の季節は室内の日当たりの良い窓辺で管理するとよいでしょう。
苗の植え付けに適した時期は、気候の穏やかな「春(3月〜5月)」と「秋(10月〜11月)」の年2回です。
アロマティカスは、プランターに植える「鉢植え」でも「地植え」でもどちらも育てられます。
ベランダなどでプランターを使って苗から栽培する場合、生育が旺盛なため、直径20cm前後のプランターを選んでください。苗を購入して1週間以内の、穏やかな天候の午前中に植え付けるのがおすすめです。
プランターの高さの約半分まで土を入れたら、アロマティカスの苗を右手に持ち、左手の手のひらに優しくのせるようにしてひっくり返し、プランターに置きます。土を加えつつ、苗の土部分を軽くほぐしながらなじませていきましょう。
植え付け後は、プランターの底からしっかり水が出るまでたっぷりと水やりを行い、南側か東側の日当たりの良い場所に置くとよく育ちます。
庭や畑に苗を地植えする場合は、日当たりと水はけに配慮した、風通しの良い場所を選びましょう。株同士の距離が近いと蒸れやすくなるため、複数のアロマティカスを植える場合は、20~30cmほど間隔を空けて植えるのがおすすめです。
アロマティカスは「春から秋まで」と「冬」のそれぞれの季節で水のやり方を使い分けます。
春から秋までは、土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るまでたっぷりと水やりを行います。多少萎れても、水やりをすれば元気に戻るため、過度に心配する必要はありません。
湿り気に弱いアロマティカスは、根の周りが湿った状態が続くと根が傷み、最悪の場合は枯れてしまうことがあります。気温が10℃を下回る時期に屋外で育てている場合は、月に1〜2回程度の水やりで十分です。
一方、18℃を下回らない室内で管理できる場合は、日光を十分に当て、春から秋と同様の水やりを行いましょう。
小早川さん
植物を育てる立場としては反省すべきことですが、我が家のアロマティカスは約1年間、水やりをせず放置していました。その間、成長は完全に止まっていたものの、枯れることなく耐えていたのです。
小早川さん
1年後に水やりを再開すると、そこから再び勢いよく成長し、その生命力に驚かされました。根が生きている限り、植物はいつからでも成長できるのだと学ばせていただきました。
アロマティカスを鉢で育てて2年目に入り、大きく成長したら植え替えするとよいでしょう。いわゆる植物の引っ越しです。生育が本格化する4月下旬〜6月上旬が植え替えのベストシーズンです。最低気温が20度を上回ったら植え替え適期です。日本特有の高温多湿が苦手なので、梅雨入りするまでに植え替えは済ませるようにしましょう。
アロマティカスをはじめとする多くの植物は、根の成長と茎や葉の生育が連動しています。鉢の中が根でいっぱいになると、根が十分に伸びられなくなり、それに伴って地上部の生育も衰えてしまいます。株が育ち、鉢の中が窮屈になってきたら、一回り大きな鉢へ植え替えましょう。
アロマティカスは多年草で耐寒性があるとはいわれていますが、10℃を切る時期になると地上部の成長が止まったり、枯れたりケースも見られますが、根っこには養分がたまっているため、翌春に芽生える可能性が高い植物です。毎年春になると成長し、年数とともに大きく育つ過程を楽しめます。
屋外で栽培している場合は、土表面の霜を防ぐため、ウッドチップやわら、落ち葉をかけて保温すると根っこを元気に保つことができます。鉢植えの場合は、鉢ごと寒風の当たりにくい場所や軒下へ移動させましょう。
関東以北で霜が降りたり、0℃以下となる場合、庭や畑に地植えにしてあるものは、なるべく根を傷めないように優しく掘り起こして鉢に植え替えしてあげてもよいでしょう。
アロマティカスは、カイガラムシやナメクジなどの害を受けることがあります。
カイガラムシは薬剤が効きにくい厄介な害虫です。見つけたら水で濡らしたティッシュなどで拭き取るか、害を受けた枝が傷んでいるようであれば、枝ごと剪定して取り除きます。
ナメクジは葉っぱを食べ尽くしてしまうので、鉢の縁にぐるりと石灰をまいて予防します。被害が大きいときは、駆除用の薬剤を散布してください。また、見つけ次第割りばしなどで取り除きましょう。
アロマティカスはとても簡単に増やせるハーブです。春以降、生育が進んで新芽が伸びてきたら、葉を2〜3枚つけて枝を切ってください。こうして切った枝を、切り口が水に浸るように、水を入れたコップに挿しておくと、1〜2週間程度で根が出てきます。根が出たら、用土に植えつけます。水に挿す場合は、水を毎日取り替えましょう。
土に挿す場合は、挿し木用の土か、肥料分を含まない小粒赤玉土に挿し、水を張った鉢受け皿に鉢を入れて常に湿り気がある状態を保ってください。こちらも1〜2週間ほどで根が出ます。新しい芽が伸び始めたら、肥料を少量与えて育てていきましょう。
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アロマティカスは、若い葉から収穫すると新鮮な香りを楽しめます。5月頃、若葉が増えるタイミングで、剪定を兼ねて収穫を始めてみましょう。
また、アロマティカスを育て始めて2年目くらいから、株元近くの茎が太く硬く茶色くなり、木質化していきます。木質化が進むことで香りがトーンダウンし、葉っぱも黄色くなることが多く見られます。木質化を避けるためにも、こまめに茎と葉っぱの切り戻しを行うと、木質化をストップすることが可能です。すでに木質化してしまった部分があれば、それよりも上の部分を切り戻して、若返りを図りましょう。
アロマティカスはミントのように食べたり、ハーブティーに使ったりと食べ方にバリエーションの多いハーブです。
アロマティカスの香りはミントとラベンダーをミックスしたような個性的で強めな香りの割に、味わいはさっぱりとした印象です。フレッシュのアロマティカスをサラダにトッピングしたり、白湯、緑茶、麦茶に入れて飲むと爽やかな風味が楽しめます。
小早川さん
ハーブティーとして飲む場合は、シングルでも、ミントやレモングラスとブレンドしても美味しくいただけます。
ゴキブリ効果はあると言われていますが、過度な期待は禁物です。ハーブの香りを嫌う虫や鳥は多いため、ゴキブリをはじめとする不快害虫を遠ざける効果はアロマティカスにもあると言われています。虫対策として、株分けした小さな鉢を室内に置いておくとよいでしょう。あくまで「忌避効果を望める」のであり、駆除できるわけではありません。
小早川さん
3年前からアロマティカスを育てている我が家ですが、その前年にゴキブリが発生したのを最後にここ3年間は全く遭遇せず。アロマティカスだけでなく、複数のハーブを育てたり、室内の様々な場所に飾ったりしているのも効果を発揮しているのかもしれません。
アロマティカスの強い爽やかな香りは悪い気(邪気)を払うとも信じられていること、また丸くかわいらしい葉っぱのフォルムは見た目からも癒やされることから、キッチンやリビング、寝室に置くと人の心を癒してくれるとも言われています。また、もこもこふわふわのパジャマのようにプニュプニュした葉っぱを触るだけでもヒーリング効果を感じられます。
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アロマティカスは初心者の方でも育てやすく、また増やしやすい植物です。香りがよく、癒やし効果や治癒効果もあるほか、ハーブティーや食材としても活用できます。寒さや日光の強さ、風通しなどの栽培環境にだけは十分注意して、かわいい葉をたくさん育ててあげてくださいね。
小早川さん
2025年11月4日、放映されたBS朝日『夢が咲く 有吉園芸』では、ほったらかしでも育つ植物の一つとして紹介されたことが話題となりました。高温多湿の日本で、水を与えなくても枯れないほど、非常に逞しくて丈夫な植物でもあります。