「魂が灰になるまで」韓国看護界の闇「テウム」に怒りの嵐…目撃した患者の“一斉告発”が加害者を変えた
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韓国京畿道(キョンギド)広州(クァンジュ)市の病院で「テウム」(医療界の職場内いじめ)に耐えかねた27歳の看護師が自ら命を絶った事件が韓国社会で波紋を広げるなか、別の病院でテウムを目撃した患者が、加害看護師を告発して退職に追い込んだとするネット上の投稿が注目を集めている。
最近、オンラインコミュニティに「毎晩テウムを受けている看護師の表情と状態があまりに悪く、見ていられなかった」という書き込みが寄せられた。入院中だったという投稿者は、病棟で先輩看護師が後輩を怒鳴りつける声が病室まで聞こえ、いじめられた後輩が泣き叫んでいたと当時の状況を説明。「なぜ患者がこんな音まで聞かされなければならないのか」と不快感を示し、国民申聞鼓(政府の総合苦情窓口)や病院の窓口、SNSを通じて一斉に通報・告発した。
その後、投稿者が病院側に確認したところ、被害看護師との分離措置が取られただけでなく、加害者の先輩看護師が病院を退職処分になっていたことが分かったという。
「魂が灰になるまで燃やす」という意味の「テウム」は、先輩看護師が指導を名目として新人らを過酷にいじめる医療界の根深い悪習だ。広州市の事件では、3年近くテウムに苦しんだ20代の看護師が労働庁に訴えたものの、加害者3人のうち1人が「訓戒」処分を受けただけで終わり、その後に自死。同じ加害者からいじめを受けていたという別の元看護師の証言も飛び出し、世論の怒りが沸騰している。
事態を重く見たイ・ジェミョン(李在明)大統領は、テウムについて「決して正当化できない恐ろしい暴力だ」と位置づけ、厳正な対応を指示。警察は専従捜査チームを立ち上げ、本格的な捜査に乗り出している。
(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News