【巨人】大勢不在救った勝利への8球 代役セットアッパー船迫大雅「自分もこれだけできるぞって」
◆JERAセ・リーグ DeNA3―4巨人(12日・横浜) 巨人・船迫大雅投手(29)がセットアッパー不在の危機を救った。試合前に「右肘の張り」で登録抹消された大勢に代わり、8回のマウンドを任されて3者凡退。3番から始まる中軸を8球で片付けた。 【イラスト】2026年巨人の年俸ランク トップ5 「大勢が今まで頑張ってきてくれた。いない中で、どれだけ頑張れるか。『自分もこれだけできるぞ』って見せてやろうと思ってました」。ド派手なガッツポーズで仕事を終え、重圧から解放された。 練習前の円陣で登板イニングを確かめ「いつもピンチで行く火消しより緊張した。緊張している時は息ができない」と繰り返し深呼吸して何とか、気持ちを制御した。「8回は上位打線に回りやすいし、流れがすごく難しいイニング。今日も3、4、5(番)で回ってきて、日頃の大勢のスゴさ、8回の難しさを感じた」とプレッシャーに打ち勝ってホールドにつなげた。 5月8日・中日戦から7月1日・ヤクルト戦まで一時、12試合連続で被安打0と抜群の安定感を見せていたサイド右腕。村田バッテリーチーフコーチから橋上監督代行への進言で7回・中川、8回・船迫の継投が決まった。 この日は勝ちパターンを担う田中瑛が3連投を避けるためベンチ外。終盤2イニングのパーフェクトリレーで守護神・マルティネスにバトンを渡した。14日から始まる9連戦、「8回の男」は流動的になる。4年目を迎えた24年の新人王は「どんな場面でも仕事はしなきゃいけない。今日は一つ、仕事ができたかなと思いますね」と顔中から吹き出す汗を拭った。
報知新聞社