2026年7月12日(日)

阪神・近本光司 待ってました!1軍昇格 左手首骨折から76日、不動の1番打者とともに猛虎“再出発”

[ 2026年7月11日 01:15 ]

ファーム・リーグ   阪神4―0オリックス ( 2026年7月10日    杉本商事 )

<ファームL オ・神>5回、復帰後初安打となる中前打を放つ近本(撮影・中辻 颯太)
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 左手首骨折で離脱していた阪神・近本光司外野手(31)が、11日から1軍昇格することが決定的となった。ファーム・リーグ、オリックス戦(杉本商事BS)の3打席目に復帰後10打席目にして初安打をマークするなど、走攻守で安定したパフォーマンスを披露。1軍復帰の準備を終えた。チームは、ヤクルト戦に1―2で敗れ連勝は2でストップしたが、不動のリードオフマンの帰還で再出発する。

 近本の1軍昇格への準備は整った。11日のヤクルト戦から聖地・甲子園に合流する。

 この日のファーム・リーグ、オリックス戦には「1番・中堅」で出場。復帰後初安打を放った。5回に迎えた3打席目。カウント2―1から148キロの外角直球をきれいに中前へはじき返し、復帰後10打席目で待望のHランプをともした。

 また、3回無死の2打席目は先頭打者として寺西から四球を選んで口火を切ると、その後の1死一、三塁では4番・立石の左前適時打で生還し得点も記録。7日の同リーグ広島戦から戦列復帰して2試合で打席に立ち、翌8日からは中堅守備に就いた。この日も中堅で軽快な動きを披露。7回の守備からお役御免となり、ベンチへ下がった。

 復帰後の打率は・100(10打数1安打)だが関係ない。実績から考えれば走攻守で普段通りのプレーができているだけで十分。試合後、平田2軍監督も「順調というか予定通りの4打席。ヒットも出てフォアボールも、ランナーにも出たしね。そういったところでは順調な今日はゲームというところです」と、パフォーマンスに及第点を与え、1軍昇格が秒読み段階であることを示唆していた。

 4月26日の広島戦で死球を受け、左手首を骨折。5月1日からリハビリを開始した。長く険しい道のりでも決して下を向くことはなく「左手が使えない、じゃあ足はどこまで使えるのか。毎日楽しく、いろんなことに挑戦していました」と新たな発見に喜びを感じていた。前を向いて早期復帰を目指してきたからこそ、復帰戦となった7日のファーム・リーグ広島戦後には「楽しみながら打席に入ることができました」と野球ができる喜びに浸っていた。

 近本離脱後の猛虎は1番に高寺、福島、立石、岡城らが入ったが定着には至らず。離脱前まで15勝8敗1分けだったチーム成績は離脱後、この夜のヤクルト戦の敗戦で26勝27敗となった。不動の1番不在は少なからず影響を及ぼした。近本復帰で、猛虎が再発進する。

 《近本の経過》

 ▽4月26日 広島戦(甲子園)で死球を受け負傷交代。兵庫県内の病院で検査を受け「左手首の骨折」の診断。

 ▽5月1日 SGL尼崎でリハビリ開始。

 ▽6月24日 SGL尼崎で骨折後では初めてメディアの前でキャッチボール。

 ▽同26日 SGL尼崎で約80分間にわたってバットを振り込み、本格的な打撃練習を再開。

 ▽同30日 SGL尼崎で残留組の練習に初合流。

 ▽7月7日 ファーム・リーグの広島戦で実戦復帰。

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