20もの信組が全東信の債務者リストに名前を連ねたことで、いよいよパンドラの箱が開く。
これまで協同組織金融機関に与えられてきた税制優遇を、金融庁は本気で剥がしにかかるだろう。
地銀と同じ土俵に引きずり上げ、再編・合併を促し、金融機関の総数を一気に減らす——それが次のステージだ。
淘汰されれば、当然ながら監督の目も通りやすくなる。非効率で、守られすぎてきた地域金融の構造を正すチャンスが生まれる。
まさか全東信の破綻が、信金・信組のあり方を根本から問い直させるきっかけになるとは、いったい誰が予想しただろうか。