「まだまだ全然満足していない」 ソフトバンク前田悠伍、4戦連続HQSも通過点 プロ最多108球で7回1失点も開幕7連勝はお預け
◆オリックス3×―2ソフトバンク(8日、京セラドーム大阪) ソフトバンクの前田悠伍投手(20)が7回8安打1失点と好投した。勝ち投手の権利を手に降板したが、リリーフ陣が追いつかれ、開幕から7連勝の権利は消滅。「少しヒットを打たれすぎかなと思います」と反省を口にした。 ■【動画】プロ初!これがギータの豪快な代打弾 テンポの良い投球で今季は援護点にも恵まれてきた。この試合は僅差で展開。「初めてと言っていいぐらい接戦で投げて、粘れたのは一つ良かった」。1点リードの7回もマウンドを託された。先頭の来田涼斗に右前打を許し、2死二塁でこの日2安打を浴びていた西川龍馬と対峙(たいじ)した。 プロ入り最多を更新する108球目。スライダーでゴロを打たせ、三遊間の深い辺りを川瀬晃が好守でピンチを断った。また一つ壁を越えた左腕は「しっかり攻めていって、当たりは強かったけど、抑えられたのはまあまあ良かったかなと思う」と振り返った。 これで4試合連続の7イニング以上投げて自責2以下のハイクオリティースタート(HQS)。ただ、チームが負けたこともあるのか、その口ぶりに充実感は一切なかった。「まだまだ全然満足していないので。しっかり今日の反省をして、修正するかところもある。映像を見直してやっていきたい」と語った。 確かな成長も見せつけた。オリックス戦の登板はルーキーイヤーの2024年10月1日以来。本拠地でプロ初登板初先発に臨み、3回6失点で降板した。「あれ以来というのでやっとリベンジできるなというのはあります」と意気込んだ一戦。「1点に抑えられたのは良かったけど、(宗佑磨に浴びた)ホームランも甘かった。もっともっとやらないといけないと思いました」と力を込めた。勝ちはつかなかったが、無傷の連勝は止まっていない。プロ3年目のドラ1左腕が、着実に信頼を積み重ねている。(小畑大悟) 【#OTTOホークス情報】 ▼「常にいっぱいいっぱいの手を打っていたら…」小久保監督、前田悠伍に7回を託した意図「将来のためにも」▼
西日本新聞社