医学部目指す「ドクターK」 県立千葉高3年の加賀谷一投手、初回から奪三振ショー
千葉県内屈指の進学校、千葉のエース左腕は初回から出力全開だった。我孫子二階堂打線を三者連続三振に切る最高の立ち上がり。打線も初回から得点を重ね、四回までに9点を奪って9-0の七回コールドで2年ぶりの初戦突破を果たした。 この日は夏の日差しが照りつける暑さに加え、「応援を受けて初回に力を入れすぎてしまい、二回に疲れてしまった」と振り返る。それでも最速142キロを誇るストレートを武器に三回までに6奪三振。無失点でマウンドを2番手の杉原に譲り、二塁の守備に回った。 七回には次戦に向けての調整として1死から志願の再登板。2者連続三振で試合を締めくくった。 外科医の母を尊敬し、国立大医学部進学を目指す。受験勉強にも力を入れるため練習時間も限られるが、「やらないといけないことが絞られるので、自分の長所が伸ばせる」と前向きに語る。 奪三振の山を築く「ドクターK」は次戦でシード校の市松戸に挑む。 (鈴木貴之)