「どうして自分の身体の見た目だけ違うの」幼い頃から違和感を抱いていた女性。その後、判明した病気と現在の姿に迫る
発信をきっかけに病気を早期発見
大学卒業後、大河内さんはガラス作家として本格的に活動を開始。 その後、あるきっかけで憧れていたタレントさんに自身の作品をプレゼントする機会があったといいます。夢が叶ったことをきっかけに「自分の病気についても発信してみよう」と思い、ブログで身体の写真とともに、レックリングハウゼン病について発信するようになりました。 すると、ブログを通じて患者会代表の方とつながり、実際に会う機会が訪れます。その際「きちんと受診している?」と聞かれ、高校1年生以降、一度も定期受診をしていなかったことを伝えました。 その言葉をきっかけに検査を受けたところ、悪性末梢神経鞘腫瘍が判明。早期発見につながり、大きな転機になったと振り返ります。 タレントさんとの出会いをきっかけに発信を始めたことで、人とのつながりが広がり、病気の早期発見にもつながったのでした。
「自分が動けば世界は変わる」
大河内さんが、同じような悩みを抱える人たちへ伝えたいのは「自分が動けば世界は変わる」ということです。 「誰かの助けを待つだけではなく、怖くても自分から一歩踏み出さないと周りは変わらないと思います。周りに受け入れてほしいなら、まずは自分自身を受け入れることも大切なのかなと思います」 また、病気と向き合ううえで、定期受診の大切さも伝えたいと話します。合併症の早期発見につながるだけでなく、自分の状態を知ることで安心にもつながるからです。 今後は、作品の展示販売の機会を増やしたいと考えている大河内さん。2024年に出版した電子書籍のエッセイも、より多くの人に届けたいといいます。 さらに今後は「自分らしく生きる」をテーマに、講演活動や学校での授業にも挑戦していきたいと話します。そこで伝えたいのは、病気そのものだけではなく、どう向き合ってきたのかという経験や、困難やハンディがあっても自分らしく輝けるということです。 「レックリングハウゼン病について、実名・顔出しで発信しているガラス作家は、日本で私だけだと思っています」 そう話す大河内さんは、これからも自身の経験や思いを発信し続けていきます。 これまで多くの困難を経験しながらも、病気と向き合い、自分らしく活動を続けている大河内さん。その前向きな姿や発信は、同じ悩みを抱える人たちにとって、そっと背中を押すような存在になっているのかもしれません。
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