『天使界と悪魔界』──世界の平和を求めて
天使界、そこには天使が四十八体存在する。大天使グリファーは、天使に加味されるが、二番目に偉い存在である。一方、悪魔界には、大悪魔ファラエロが君臨している。悪魔は死霊騎士を含め259体存在している。悪魔は惨酷で、冷酷な存在である。一千年ほど前から、ときたび天使と悪魔の紛争や冷戦が繰り広げられてきた。天使はバスターソードを駆使して悪魔たちを征伐したこともあった。悪魔は悪魔術を使って天使を苦しめたこともあった。三百年前からは天使が圧倒的に悪魔たちを懲らしめ、勝利し、お墓に眠る天使を供養したこともあったという。大天使グリファーは、毎日、悪魔との戦争で苦悩が多かった。悪魔も天使のことで頭がいっぱいだったらしく、気にかけることは勝利と盃の宴であった。天使たちの修道場とされる修行地帯があった。修行地帯では、エルフや小天使が技を磨いている。天使たちの目標は悪魔を倒すことであって、悪魔を乗り越えることにあった。
大天使グリファーは、悪魔と目があった。大天使グリファーは宝創、と言うと、悪魔の身体を引き裂いた。大天使グリファーには、魔法というものが使えたのだ。悪魔を倒しても油断してはならない。大悪魔に天使たちが何度梃子摺ったことか。大天使グリファーは、体力を付ける魔法と負傷している身体を癒す魔法とを思索していた。大天使グリファーを横から見ていた大悪魔ファラエロは、「そなたも傷を負うか」と打診した。大天使グリファーは、創剣、と言うと、大悪魔ファラエロをしばしば負傷させた。大悪魔ファラエロは、自身の動きがいつもどおりではないと考えた。創剣創宝、とエルフは言うと、大天使グリファーは、その技は緊急事態のときの技であろう、と注意した。小天使たちは大天使グリファーに陳謝した。申し訳ありません、と呟くエルフを優しく微笑んだ。エルフは彼が赦してくれたことに感激して、小粒の涙から大粒の涙をぽろぽろ零した。大天使グリファーは、泣くでない、泣くでない、とエルフの顔を撫でた。大悪魔ファラエロは、すでにエルフの大技によって粉砕されていた。大天使グリファーは、皆の者、精一杯努力したか──と一喝した。我等天使たちは悪魔に負けず、誘惑にも負けないように体制を整えるべきだ。悪魔に存在が消える魔法をさきほど打ってみたところ、悪魔のすべてが消滅した。(天使の大喝采)
悪魔に負けないというのは、悪魔が生成されなければ可能だ。悪魔のいない街作りをしていこうぞ。


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