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会員数 54,893 0
総鑑賞データ数 7,364,954 427
総レビュー数 985,839 83
鑑賞方法別データ数
映画館 1,926,906 149
レンタル 601,742 8
購入 129,845 5
VOD 625,508 92
テレビ 966,246 59
その他 166,719 4

夢見通りの人々

  • ゆめみどおりのひとびと
  • ----
  • ----

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  • 平均評点

    65.2点(28人)

  • 観たひと

    43

  • 観たいひと

    8

  • レビューの数

    5

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1989
公開年月日 1989/8/5
上映時間 0分
製作会社 松竹
配給 松竹
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督森崎東 
脚本梶浦政男 
原作宮本輝 
製作中川滋弘 
撮影坂本典隆 
美術森田郷平 
音楽佐藤勝 
録音原田真一 
照明八亀実 
編集太田和夫 
助監督太田聖規 
スチール赤井博且 

キャスト

出演小倉久寛 里見春太
南果歩 野口光子
大地康雄 辰己竜一
西川弘志 哲太郎
正司照枝 松江
山田スミ子 友子
月亭八方 古川勘市
笑福亭仁鶴 吉武権二
すまけい 広瀬一
桂小文枝 村田英助
あき竹城 高木ハツ
汐路章 常二
浦田賢一 竜二
夢路いとし 田井菊次郎
桂文珍 マスター
三宅裕司 井森良夫
柳葉敏郎 川辺洋一
乙羽信子 伊関トミ
原田芳雄 森雅久
河南万里子 理恵
元谷公美 美鈴

解説

大阪の商店街を舞台にそこに生きる人々の生活を描く人情喜劇。宮本輝原作の同名小説の映画化で、脚本は「女咲かせます」の梶浦政男が執筆。監督は同作の森崎東、撮影は「善人の条件」の坂本典隆がそれぞれ担当。

あらすじ

大阪の夢見通り商店街に春太は住んでいた。詩人志望で教材のセールスをしているが性格はお人好し。頭が大きくずんぐりむっくりで容姿に自信はなかったが、向かいの美容院で働く美人の光子に恋していた。ある日タバコ屋が地上げに絡んで暴走族に壊され、一人暮らしのトミ婆さんがショックで入院した。付き添って看病してくれた春太に息子の面影をみた婆さんは、財産を春太に譲るという遺言を残して死んだが、その紙切れは人目につかず掃除婦のおばさんに捨てられてしまった。中華料理店を営む広瀬家では夫婦喧嘩が絶えず、いつも春太が仲裁していた。また、パチンコ屋の娘・理恵が妊娠し、相手の質屋の息子・哲太と駆け落ちしたときも、二人がまだ高校生だったので、よき理解者として相談にのってやった。しかし、自分のこととなると駄目で、なかなか光子に気持ちを打ち明けられない。ようやく光子に故郷を連想させる波の音の入ったテープを贈るが、その頃には元ヤクザだった肉屋の竜一も光子にアタックしていた。しかも刺青を取ったら結婚してもいいとほのめかされていたのだ。春太は光子と竜一の仲を知らず刺青のことを医者に相談してやった。だが竜一が波の音のテープを持っているのを不信に思い、「刺青を取ると死ぬかもしれない」と嘘をついた。しかし、光子は二人を残して突然故郷へ帰ってしまった。春太と竜一はやがて失恋者同志打ちとけた。春太が光子にふられたのはカメラマンの森とホモ仲だったからという噂が流れた。確かに森はホモだったが、芸術を愛するいい人だった。春太は夢見通り商店街を出ていこうとも考えたが、残る決心をしたのだった。

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  • 鑑賞日 2021/08/28

    登録日 2021/09/05

    評点 100


    鑑賞方法 映画館/大阪府/シネヌーヴォ 



    大阪の夢見通り商店街で暮らす春太。演じるのが小倉久寛だけあって、冴えないけれど性格はお人好し。そして、お笑い芸人が多数出演し、ノリとしては所謂こてこてなもの。が、刺青ありの元ヤクザ、子どもが出来た高校生カップル、当時は今よりも世間的に厳しかっただろう同性愛者と、マイノリティーに生きる人たちが取り上げられる。他の作品でも見られたけれど、森崎監督のスタンスは“みんな違ってみんな良い”ではなく、“みんな違って当たり前”。どぎつさの中に感じる優しさが心地好く、本作ではそれが特に顕著。理解する云々よりも、そういうものだと思えば良い、と教えてくれているかのよう。「雨に唄えば」にオマージュを捧げたようなラストも微笑ましく、最初から最後まで楽しく笑って観られる映画だった。大好き!


  • 鑑賞日 2020/07/20

    登録日 2020/07/20

    評点 95


    鑑賞方法 選択しない 



    とにかくエネルギッシュ。
    商店街という時代性を反映したコミュニティにおける人間ドラマに文字通り泣いたり笑ったり。
    この時代の日本は元気があった(生まれて間もないけど)
    人々の生活の中にこそドラマがあるのだと改めて思わされる。
    冒頭からアクセル全開で、浦安鉄筋家族もこれぐらいやってほしいと思える熱量だし、キッチリうちは喧嘩禁止の店やで!とオチるのがいかにも関西っぽい。
    悲と喜の切り替えがめちゃくちゃうまいし、
    届かない遺書、波音のテープなどこの人たちならではの小道具の使い方が最高だし、
    小倉久寛の一世一代の殴り込みに胸が熱くなり、そこから里見と兄貴が心通わすシーンでぶつかってたまたま揺れる照明→切り返して現れる兎。震えた。
    関西人のアンセム上田正樹の「悲しい色やね」もめちゃくちゃ効いてる。
    日本版「雨に唄えば」なラストシーン。とにかく小倉久寛のキャスティングが最強。
    ほんまにおもろい。


  • 鑑賞日

    登録日 2020/06/30

    評点 65


    鑑賞方法 選択しない 


    可愛かった南果歩

    この頃の南果歩は可憐ですごく可愛くて、守ってあげなけれならないような気持ちになり、彼女を好きになる小倉久寛と太地康雄のどちらとも一緒にさせたくないと思ってしまった。特に太地康雄が生レバーを食べるシーンはかなり引いてしまった。


  • 鑑賞日 2014/04/01

    登録日 2014/07/02

    評点 65


    鑑賞方法 映画館/東京都/新文芸坐 


    微温的世界観

    新文芸坐での森﨑東特集、これまで観る機会を逸していた映画「夢見通りの人々」を観ました。ある大阪の商店街を舞台に、そこで生きる人々の喜怒哀楽を綴ってゆくという小品で、森﨑らしいカオスや汚物は出てこない、こぢんまり纏まった映画です。
    実の家族は冷え冷えとした対立の中で生きる一方、偽の疑似家族は温かいという森﨑映画の特徴も、この映画ではそれほど鮮明には出ておらず、主人公格(というより物語の水先案内人)の小倉久寛とパーマネント屋娘・南果歩を争う肉屋の大地康雄の家など、父の汐路章や弟・浦田賢一と仲良く暮らしていますし、小倉が毎日通う中華料理屋も、夫・すまけい、妻・正司照枝、娘・元谷公美の仲は睦まじいです。
    しかし、森﨑が描写に力を入れているのは、家族を持たず孤独に生きている人物たちであることは間違いなく、主人公格の小倉久寛にせよ、孤独死してゆくタバコ屋の婆さん・乙羽信子にせよ、オカマの写真館主人・原田芳雄にせよ、他の住民たちより長い尺が費やされて描かれます。
    また、破壊という主題も相変わらず映画には盛り込まれており、乙羽が住んでいたタバコ屋は彼女の死後直ちに破壊され、無残な姿を晒すことになります。
    汚物、破壊、カオスといった、60~70年代の森﨑を象徴する主題は次第に後景に退き、最新作「ペコロスの母に会いに行く」に近いような、微温的な世界観に近づいている過渡期の映画という感じがしますが、嫌いにはなれない温もりを感じられる映画です。


  • 鑑賞日 2014/04/01

    登録日 2014/04/01

    評点 75


    鑑賞方法 映画館/東京都/新文芸坐 


    柔よく剛を制す

    大阪の下町、夢見通り商店街に住む人々が織りなす群像劇。
    教材セールスの里見春太、元ヤクザの竜一、二人がひそかに心を寄せる美容師の光子の三角関係とまでいえない関係の恋模様。
    加えて、色んな商店の個性豊かな愛すべき街びとを演ずるのは芸達者の脇役陣で、いずれも楽しげに演じている。彼らを見つめる森﨑監督の暖かいまなざしがうかがえる。