『エヴァンゲリオン』公式外伝小説『エヴァンゲリオンANIMA』がオーディオブック化始動――!企画・執筆の山下いくと氏、朗読・藍谷早咲さんからのコメントも到着!
「もしも人類補完計画が発動しなかったら……?」
TVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』のメカニックデザイナー・山下いくと氏が第弐拾四話「最後のシ者」から分岐した3年後のifストーリーを執筆した公式外伝小説『エヴァンゲリオンANIMA』。2008年~2013年にかけて電撃ホビーマガジンで連載され、2017年11月~2019年3月に小説全5巻が刊行。今なおファンから熱い支持を得ている本作ですが、この度驚きの新展開が発表! TVシリーズでは14歳の中学生だったシンジ、レイ、アスカたちが17歳になった物語がオーディオブックとなって耳で楽しむことができるようになりました。
第1巻はすでにAudibleにて配信中。第2巻以降も2026年8月頃から順次配信がはじまる予定と急ピッチで制作が進むほのプロジェクトに対して、企画・執筆の山下いくと氏と、朗読を担当した声優の藍谷早咲さんからコメントが到着しました!
企画・執筆:山下いくと氏 コメント
「『エヴァンゲリオンANIMA』をオーディオブックに」とKADOKAWAの編集さんからお話いただいたとき、これまで到達したことのない媒体だったのでまずは喜んだものの、いやまてよと……拙作は、「ありもしない大きいものをどう書けば?」という問題を、足りない語彙でどんぶり勘定式に文章にした結果、文節長く理屈っぽい。専門用語っぽい何かを並べて雰囲気でごまかしてるところも語りの足を引っ張る気がします。「これ朗読に耐えうるの?」という疑問符ですぐに頭がいっぱいになりました。が、もう案ずるよりなんとやらであります。朗読担当の藍谷早咲さんに、各キャラのイメージにここまで寄せられるものなの?とまずは圧倒され、この先を自分も聞いてみたい方向に気持ちがシフトしました。こうなれば読者……じゃなくてリスナーさんか、みなさんと一緒に楽しんでしまうしかないな♪と。
『エヴァンゲリオンANIMA』はアニメじゃないのをいいことに、(描かなくていいから)ひたすら文字で外へ内へと大風呂敷広げまくった作品です。それを語りきってもらったらどうなるか。そして熱演していただくほど一層、トウジの関西弁を私が正しく書けてないことが際立つのです。
朗読担当:藍谷早咲さん
――現在、収録はどのあたりまで進んでいますか?
ちょうど今月、3巻の収録が始まりました。
始まる前までは長く感じていたのですが、もう折り返しなのかと思うと短く感じます。
――1巻の収録に向けて、どのような準備をされましたか?
お話をいただいてすぐにTVシリーズを繰り返し拝見して、『エヴァンゲリオン』の世界観やキャラクターを改めて確認いたしました。今でも続けております。
キャラクターに関しては、今どの人物が喋り出したのかを声や喋り方で感じ取ってもらえるようなお芝居をするために、それぞれのキャラクターの性格や喋り方もですが、自分の声のラインだとどのラインがオリジナルのお声に近いか、どうしたら1人で演じ分けたときに分かりやすいか……など、キャラクターを複数演じるにあたり、自分なりに研究しました。
声に関しては悩みましたが、30年間たくさんの方に愛されてきたキャラクターたちを複数朗読する上で、高低やなんとなくの雰囲気だけでもオリジナルのみなさまに近いほうが聴いていただく方に分かりやすいのではないかと、声真似にはならないところで調整できないか試行錯誤しました。
今回の作品の世界はTVアニメ弐拾四話から3年後ですので、TVシリーズそのままのキャラクターではありませんが、そうしてベースをしっかり作ってから、3歳年を重ねた『エヴァンゲリオンANIMA』のキャラクターを作っていきました。
どのように読めば、演じればみなさまに楽しんでいただけるかを、自分なりに様々考えて挑んだ1巻の収録でしたが、現場に行くまではとても不安でした。ですが、はじめにキャラクターや冒頭部分を先生方にもご確認いただき、無事にOKをいただいて、ようやく自分の中でこの作品の基礎ができたような気がしました。
―― 実際に収録してみて苦労した点、大変だった点はありますか?
軍事的な用語や専門用語など、普段使わない用語や言い慣れない言葉が多く、特に漢字が多く連なった難しい用語が出てくると、切るところやアクセントを間違えないように書き込んでいても噛んでしまったことでした。
地の文もですが、特に指示を飛ばすセリフも難しい言葉が並んでいることが多く、また勢いよく発するので、一発で言えないことが多く……収録に関わる皆さまには、毎回お手数をおかけしました。
また、長い修飾がかかっていたり、修飾された言葉がさらに他の言葉の修飾語になっていたりする箇所は、どのように立てれば分かりやすいかを考えるのですが、答えがなかなか見つからない時が多く、頭を悩ませながら確認を進めました。
あとは、自分の出身地が京都であることと、別の作品で標準語と関西弁を織り交ぜて収録したことがありましたので、トウジの関西弁だけは大丈夫だと思っていたのですが、登場人物で関西弁を話すのがトウジのみのため、文章全体で標準語を話している割合が多く、思いの外切り替えが難しかったです。もし違うイントネーションになっている箇所がございましたら、そっと目を瞑っていただけますと幸いです……!
――『エヴァ』、そして『エヴァANIMA』ファンへ一言お願いします。
このたび、みなさまが愛している作品の中にお邪魔させていただき、恐悦至極に存じます……!
すでにみなさまの心にある『エヴァンゲリオン』シリーズや『エヴァンゲリオンANIMA』とともに、今回の『オーディオブック版 エヴァンゲリオンANIMA』も、お楽しみいただけると嬉しいです。
そしてもし、みなさまの『エヴァンゲリオン』愛のどこかに、この作品も住まわせていただけたなら、これほど幸せなことはありません。
残りの巻も楽しんでいただけるよう精一杯努めますので、どうぞよろしくお願いいたします。
DATA
オーディオブック エヴァンゲリオンANIMA
- 配信ストア:Audible(オーディブル)
- 形式:完全版 オーディオブック
- 言語:日本語
- 朗読:藍谷 早咲
- 配信予定:
1巻:配信中
2巻:2026年7月下旬頃
3巻:2026年8月下旬頃
4巻:2026年9月下旬頃
5巻:2026年10月下旬頃
※販売価格はAudibleサイトでご確認ください
※プレミアムプラン加入者は聴き放題対象
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