千葉地裁が千葉大生に出張講義 役割や民事裁判のデジタル化など解説
裁判所の役割や民事裁判のデジタル化への理解を深めてもらい、司法に関わる仕事への興味につなげたいと、千葉地裁は8日、千葉大学西千葉キャンパス(千葉市稲毛区)で、主に法政経学部の1年生を対象にした出張講義をした。
約270人の学生が参加した。昨年の出張講義では、裁判官と書記官の2人が説明役になったが、今年は一場修子裁判官、和仁崇博裁判官、河原大和書記官、山中桃子家庭裁判所調査官の4人が登壇。仕事内容や新しい制度のほか、やりがいなどについても話した。
千葉大出身の河原書記官は、今月21日に始まる民事裁判のデジタル化拡充について解説した。
これまでは裁判所に出向く必要があった訴状の提出が、オンラインで可能となることを説明し、その理由として、裁判所が国民に身近な存在になることが目的だと強調。「今は大きな変革期。そのことも踏まえて、法律の勉強を頑張ってほしい」と呼びかけた。
国はこうしたデジタル化を段階的に進めており、2024年には、当事者双方が裁判所を訪れなくてもウェブ会議システムを使って口頭弁論を開ける仕組みが始まっている。
1年生の渡辺紗季さん(18)は「裁判官に会うのは初めてで、実際に働いている方から仕事の内容について聞くことができ、貴重な機会だった。迷っていたが、法学の道に進みたい気持ちが大きくなった」と話した。
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